住まいづくり研究室、タイトル画像

木材利用ポイント事業

住まいづくり研究室



住宅新築のはじめに


住宅リフォームはじめに


家づくりの設計と現場


快適さと使いこなし


建物探訪のデザインや
アイデアを活用

テーマ別
住まいづくりのポイント


 

住まいづくり研究室では
一級建築士の管理人が
はじめての住宅取得する際
から上手に使いこなすまで
住宅つくりに役立つ情報を
豊富にわかりやすく紹介

建築家や工務店や
ハウスメーカー選びから
建材設備を選ぶポイント
メンテやインテリアまで
住まいの情報が満載です。

 

 

木材利用ポイント事業とは、国産の木材を活用して作る新築住宅や住宅のリフォームに対して、付加されるポイントです。
平成25年4月1日から平成26年3月31日までに工事着手した(工事請負契約を行った)住宅が対象となります。

工事の内容に対して木材利用ポイントが定められており、国産材を一定量使用する主要構造材に対しては300,000ポイント付加されます。
東日本大震災の罹災証明があれば、さらに200,000ポイント(計500,000ポイント)が付加されます。
内外装材や木材製品を使用した場合にも、条件に応じた木材利用ポイントが加算されます。

これから行う予定のリフォームや新築住宅が木材利用ポイントに適応している場合、かなりの金額(1ポイントはおおむね1円)となるので効果的です。
木材利用ポイントの使い方はエコポイントと同じようなシステムで、交換対象は地域の農林水産物をはじめ、商品券や即時交換などが可能です。
即時交換とは、条件に似合う工事の費用を木材利用ポイントで補うことで、工事費用が抑えられることにつながるので効果的です。


木材利用ポイントは、事務局に届け出た木材供給業者が供給する対象地域材を、一定量使用する木造住宅の新築や増築工事に対して付加されます。
主要構造材(柱・梁・桁・土台・厚み27mm以上の間柱)に使用する国産木材が、
  延べ面積80平米未満の場合、使用する対象地域木材の量が4立米
  延べ面積80平米以上95平米未満の場合、使用する対象地域木材の量が5立米
  延べ面積95平米以上110平米未満の場合、使用する対象地域木材の量が6立米
  延べ面積110平米以上125平米未満の場合、使用する対象地域木材の量が7立米
  延べ面積125平米以上の場合、使用する対象地域木材の量が8立米
これ以上の対象地域木材を使用する、木造住宅の新築や増築工事に木材利用ポイントが付きます。

また同じ期間中に、内装材や外壁に対象地域木材の登録建築材料を使用した新築やリフォーム工事を行う場合にも、木材利用ポイントが付きます。
  9平米以上の床・内壁の仕上げ工事を行う場合
  10平米以上の外壁の仕上げ工事を行う場合

付加される木材利用ポイントは、
  床 新築 9平米に21,000ポイント 以降3平米増えるごとに7,000ポイント加算
  床 リフォーム 9平米に30,000ポイント 以降3平米増えるごとに10,000ポイント加算
  内壁 新築 9平米に15,000ポイント 以降3平米増えるごとに5,000ポイント加算
  内壁 リフォーム 9平米に21,000ポイント 以降3平米増えるごとに7,000ポイント加算
  外壁 木質系外壁材 10平米に15,000ポイント 以降10平米増えるごとに15,000ポイント加算
  外壁 新規外壁材 10平米に7,000ポイント 以降10平米増えるごとに7,000ポイント加算
    内装および外壁工事は、合計300,0000ポイントが上限。

また木材製品や木質ペレットストーブに対しても木材利用ポイントが付加される予定ですが、現時点(平成25年4月)では詳細が決まっていません。


木材利用ポイントを申請するためには、工事が完了した後に申請書を提出することになります。
申請が行えるのは、一つの建物に対して1回限りです。

申請書には工事証明書や確認済証の写しや検査済証の写し、納品証明書や木材表示の写真や工事写真などが必要です。
工事を行う業者に木材利用ポイントを利用することを伝えて、もれなく書類を揃えてもらいましょう。


木材利用ポイントで交換できる商品は、詳細はまだ決まっていません(平成25年4月時点)。
ただプリペードカートへの交換と工事の即時交換については、発行される木材利用ポイントの50パーセントが上限となります。
また即時交換については、木材利用ポイントの発行申請と同時に行うことが必要な点に注意が必要です。
木材利用ポイントの申請時期や交換時期については、現時点では未定です。


木材利用ポイント事業は、見切り発車の感じも強いのですが、国産材を活用する住まいではたくさんのポイントを獲得できます。
制度や手続きとしては住宅版エコポイントに近いので、しっかり活用しましょう。

住まいづくり研究室
住まいづくり研究室 アイコン    「住まいづくり研究室」へのリンクは自由です、連絡も必要ありません。

copyright 2013-2016 kazu All Rights Reserved