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第0170号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0170号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0170号 2013年02月01日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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■住まいのニュース 2013年02月01日

低炭素住宅の認定制度が、2012年12月に施行されました。
低炭素住宅とは、
断熱性能が極めて高い住まいに高効率の給湯器や太陽光発電を組み合わせ、
住まいで使用するエネルギーを減らした住宅のことです。

石油やガスなどの使用量が少なくなるので、
その石油やガスの中に含まれる炭素の消費量も少なくなります。
つまり生活の際に使う炭素(≒エネルギー)を減らした住まいとなります。

使用するエネルギーを減らす効果と、
地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生を減らす効果があります。

低炭素住宅に認定された住まいを取得した際には、
所得税の軽減など、税金面の特典が付きます。
また蓄電池や蓄熱槽の部分については、床面積から除外されます。

現在認定制度が始まったばかりなので、実例はほとんどありませんが、
今後は、ハウスメーカーが作る住まいのトレンドとなる可能性もあります。

ただ中小の工務店や設計事務所や建築家の設計する住まいについては、
認定の取得が難しくなることが考えられます。
最近多い、有名ハウスメーカー優遇の政策とも言えそうです。


真空内断熱パネルと内窓を組み合わせることで、
室内の工事だけで部屋の断熱性能を高める工法が開発されました。
パナソニックと三協アルミによる共同開発です。

室内だけの工事で住まいの断熱性能を高めることができるので、
より手軽に断熱性能向上のリフォームが行えるようになります。

薄く性能の高い真空内断熱パネルを室内に貼り込み、
最近良く使われる断熱内窓と組み合わせることで、
部屋単位で断熱性能を高めることが出来ます。
工事期間を短く出来る点も特徴で、数日で工事が完了します。

住まいの部屋全てを断熱するには、コストと工事期間がかかりそうです。
そこで、住まいの中でも家族が集まるリビングや、
温度変化に弱い高齢者の部屋への利用が中心となるでしょう。

なかなか興味深い工法なので、
他のメーカーが同様の製品を開発することも十分考えられます。
製品が多くなると、価格も下がって使いやすくなりそうな新製品です。

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