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第0172号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0172号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便
                       第0172号 2013年04月01日
       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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■住まいのニュース 2013年04月01日

震災の被害を受けた東北地域では、
失った建物を建てなおす建設ラッシュが始まっています。
そこで問題となるのは、工事を行う人手や材料が不足する点です。

地震の影響で人手が住める場所や、
建材を作る工場が少なくなっている状態に加えて、
建物の注文が集中していることで、
工事費の高騰や工事の遅れが生じているのです。

特に住宅の基礎に使用するコンクリートは、
材料を混ぜてから1時間以内くらいで使用することが基本なのですが、
コンクリート工場が少ない為に、コンクリートの入手が出来ない状態です。

こんな状態で住まいを作ろうとすると、
住宅価格も高くなりますし、コンクリートの品質にも不安が出てしまいます。
そこで東北地方で住宅を建てようと思っている人は、
この状況が落ち着くまで、少し先延ばしにすることも考えましょう。

もうすぐ消費税が高くなるので、
その前に建てたいという気持ちは分かるのですが、
住宅価格が高騰した状態で建てる場合と、
消費税が上がったあとの価格が普通に戻った状態で建てる場合を比べると、
価格が普通に戻った後に建てた方が、
安く、高品質の住まいを入手できる可能性も高くなるのです。


太陽光発電用の発電パネルを既存の住宅の屋根に設置する場合、
屋根にボルトやビスで穴を開けて取り付けることが一般的です。
しかし屋根は防水性能がもっとも重視される場所で、
発電パネルを設置する為に穴を開けてしまうと、
雨漏りの原因になりやすいという弱点がありました。

雨漏りの危険を無くす為に屋根ごとリフォームすると、
屋根のリフォームコストが太陽光発電システムを設置するコストと
同じくらい必要になることもあります。

そこで最近では、クリップを工夫して穴を開けずに取り付けられたり、
屋根を覆う形でフレームを作り、そのフレーム上に発電パネルを固定したり、
接着剤のベースと発電パネルに付けた磁石で取り付けるなど、
屋根に穴を開けない太陽光発電パネルの設置工法が開発されています。

屋根の防水性能はそのまま、
太陽光発電パネルを設置できる点が大きなポイントです。

ただ、台風などによる強風によって取り付け部分が外れたり、
屋根材ごと飛ばされやすくなる点には注意が必要でしょう。
発電パネルで屋根面に段差ができる分、風を受ける強さも強くなるので、
これまで問題が無かった位の強風によって、
被害を受けてしまう可能性もあるのです。

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