メールマガジン こだわりの住まいを上手に創る 第0178号 の内容です。
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住まいづくり研究室 メール便
第0178号 2014年01月01日
住まいづくり研究室 http://www.ie-erabi.com
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住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
現在は、住まい関係のニュースをお伝えしています。
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■住まいのニュース 2014年01月01日
あけましておめでとうございます
今年も住まいづくりに有益となる情報を配信する予定ですので、
よろしくお願いいたします。
さて今年の第一回は、消費税増税後の住まいづくりについて考えましょう。
年も改まり、住まいづくりを考える家庭も少なくないでしょう。
しかし今年の４月からの消費税増税の為に、
今から住まいづくりをはじめても、
完成するのは通常増税後となってしまいます。
消費税増税後に住宅を建てることは、一見すると不利に感じられます。
しかししっかり考えてみると、
増税後の住まいづくりには有利な点も少なくないのです。
まず増税に伴い、
住宅ローンを使って住宅を建てた家庭にかかる所得税が軽減されます。
消費税が増えた分全てを軽減されるわけではありませんが、
所得の金額によっては、
増税分を上回る軽減効果があるという試算もあるほどです。
次に、住まいを建てる費用もポイントとなります。
現在は増税前の住宅建築の集中によって、
工事金額が５パーセントほど増えているようです。
そこで単純に計算しても、増税後に工事費用が３パーセント増えるよりも、
現在建てている住宅の方が高くなってしまっている可能性があるのです。
さらに増税後は工事が激減するので、工事費用を安く見積もることで
工事を請けようとする工務店やハウスメーカーも増えるはずです。
そうなると、増税後に住まいを建てるほうが、
工事費用が安く収まることも十分考えられます。
増税後に仕事が減り、
安くても工事をしようとするところが出てくる時期を狙うと、
安価に住宅を入手しやすくなります。
狙い目としては、住宅の見積もりを今年の夏以降くらいでしょう。
つまりこれからゆっくり住まいの計画を行って、
夏頃に決めればちょうど良い時期となります。
ただ、震災からの復興による発注が多くなることが予想される
東北地方やその周辺では、
見積もり価格の低下はほとんど期待できないでしょう。
そして工事が少なくなると、
職人さんたちが丁寧に仕事をしてくれるようになることも
大きなポイントとなります。
工事が集中している現在は、工事期間も限られ、
職人さんの人手も不足しているので、工事の質が悪くなりがちです。
さらに手直しを行う時間もなくなるので、
完成直後のアフターサービスの点でも不安が残ります。
そこで増税後にしっかり住まいを作れば、
時間や人手が無いことによる手抜きや不都合部分を
減らすことにつながるのです。
もちろん引渡しやアフターサービスの点でも、有利になる可能性があります。
このように、増税後に住まいを作ることは、
価格の点でも品質の点でも、メリットが増える可能性が高くなります。
そこで増税後において、しっかり考えた住まいづくりがお勧めなのです。
