木造住宅(在来工法とよばれる、現在最も一般的なつくりの木造住宅)は、柱と梁を組み合わせて床や屋根を支える作りです。
柱や梁以外にも、様々な材料の複雑な組み合わせにより成り立っています。
そのため、住まいの外見をみただけでは、内部の作り方や構造が分かり難いのが現実です。
作り方も複雑な上に専門用語も多用されているので、設計図を見ただけでは分からない部分も多くなってしまうのです。
そこでここでは住まいの作り方を建物の各部分ごとに分解して、ちょっと詳しく解説しましょう。
木造(在来工法)の住まいづくりを以下の部分に分類して解説しています。
各部分ごとに使われる部材の名称や機能、各部材のポイントなど、実際に設計図を見る際に役に立つ解説を意識して紹介しています。
各部分に関わる専門用語についての、簡単な解説も行っています。
設計図を見ていて分からない部分の参考書として活用してください。
構造的に分類すると基礎・床・梁・小屋となるのですが、壁や天井の方が分かりやすいと思われるので上記の分類としています。