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屋根遮熱材

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屋根遮熱材は、屋根材の下に敷く、アルミ製の遮熱材です。
輻射熱を反射するので、熱くなった屋根材からの熱の侵入を防止できる点が、最大の特徴です。


  メーカー(プレイリーホームズ株式会社)公表の特徴は
太陽から熱を得た夏場の屋根は55〜70℃位に上昇します。
この高温の屋根がさらに家の中の壁、天井などに輻射熱を放射し温度を上げていきます。
夏の夜、外気温が日中より下がったにも拘らず暑く寝苦しいのは、壁・天井などが蓄熱し、輻射熱を室内に向け放射しているからです。
アルミ遮熱材 アストロフォイル はアルミ純度99%、反射率97%で侵入熱量の36〜47%をカット。
これは8畳用エアコン(2.5kW)1台分に相当します。
  以上が概要です。


屋根材の質感を損なわずに、屋根からの熱の侵入を減らすことが出来る点が、特徴といえます。

デメリットは、屋根材と屋根遮熱材との間に、空気の隙間が必要なことです。
和風の瓦なら、ルーフィング(防水材)の上に直接貼れますが、コロニアルなどの場合には、胴縁などを使って空気の隙間を作らなければなりません。
つまり屋根材によっては、遮熱材だけでなく、工事費まで増加してしまう点が最大の弱点といえるのです。


屋根から侵入する熱を減らすことで、住まいが快適になり、冷房費を抑えることが出来る点が長所です。
しかし、屋根に空気層が出来る和風の瓦やS瓦など以外の屋根材料を使用すると、空気層を作らなければならない点が最大の弱点です。
つまり、屋根の材料を選んでしまうのが、大きな欠点といえますが、逆に上手く活用できれば、効果的な遮熱材料といえそうです。


製品例:アストロフォイル

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