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ペットの為の住まいづくりでは、ペットの視線で考えることも大切です。

ペットの視線は赤ちゃんや小さな子供と同じ位、かなり低い高さとなります。
かなり低いので、ペットの視線を考える場合には、小さい子供の気持ちになって考えることが必要です。

視線を考えることは、窓から外を見ることやペットの安全を確保する意味でも重要です。
ペットによっては、外の動きが気になって落ち着かなくなる場合と、外を見ようとして落ち着かなくなる場合があります。

ペットの大きさに合わせた のぞき窓を設置する場合、窓部分を目隠しできることも考慮する必要があるでしょう。
基本的には低い位置に設置することになるのですが、大型犬の場合は、視線が 意外に高い位置にくるので注意しましょう。
この窓は開放できると便利な場合もありますが、臭いを逃がす為の換気口としては別の方法を考えるべきです。
普段はペットが外に出たりしないように閉めておくことが基本なので、常に開放して換気を行う窓としては不適切なのです。

ペットも、起きているときと寝ているときでは、視線の高さが大きく変わります。
窓を設置する場合、起きているときと寝ているときのどちらの状態を優先するかで、窓の高さや大きさも変える必要があるのです。


ペットの転落防止を考える際にも、ペットの視線の高さで考えることが必要です。
段差部分に手摺を設ける場合、手摺上部だけでなくペットの視線くらいの高さに横棒を設置するだけでも、ペットの転落防止の役に立ちます。

ちょっと低い場所の出っ張りも、ペットにとっては危険な場所になります。
人間でも頭よりちょっとだけ低い高さの出入口などで頭をぶつけるように、ペットにとっても頭の高さと同じくらいの高さにある出っ張りは危険なのです。


ペットの視線の高さを考えることは、ペットの落ち着きのためにも、ペットを危険にさらさない為にも大切なことです。
小さい子供がいる家庭で低い場所の危険を無くす様に、ペットの為にも低い場所の景色を考えたり、危険な場所を分かりやすくする工夫が必要なのです。

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住まいづくり研究室                            2012年8月30日更新
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