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耐震改修のチェックポイント 木造簡易耐震診断表の解説 |
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ここでは、少し分かりにくい木造簡易耐震診断表の判定について解説しています。 耐震診断表Aについて やや悪い地盤は、埋立地や盛土した土地で大規模な造成工事による地盤の場合に適用します。 大規模な造成の場合、宅地造成法による申請や検査が必要なので地盤の改善が一般の工事より期待される為に評価が高くなっています。 非常に悪い地盤は、海や川や水田などの埋立地や盛土地で小規模な造成工事による地盤、液状化の可能性がある地域、不同沈下が生じたことのある地盤の場合に適用します。 液状化の恐れのある地域は、各地方自治体のホームページで公表されているところがあります。 これ以外の地盤の場合は良い・普通の地盤となります。 基礎については、鉄筋コンクリートか無筋コンクリートか図面で確認できない場合や、記憶が不明瞭な場合は無筋コンクリートとして判断します。 ひび割れのあるコンクリート造布基礎は、仕上表面のモルタルの細かいひび割れはなく、コンクリート本体のひび割れであることを確認します。 大きなひび割れであれば、ほとんどの場合基礎が割れていますが、細かいひび割れの場合は、仕上モルタルが割れているだけの場合もあります。 耐震診断表Bについて 整形は、1階に大きな引っ込みがない建物です ![]() 上図で隅部に3箇所以下で半間程度の小さな引っ込みしかない場合は整形とします。 大きな引っ込みがある場合や4隅に引っ込みがある場合は不整形とします。 2階の一部が1階より突出している場合(独立柱で支えられている場合も同じ)は立面的に不整形となります。 耐震診断表Cについて まず、下図を参考に住まいの現状の1階平面の壁の位置を方眼紙に記入します。 そして外壁の全体の長さに対する壁部分の長さを4辺全てで判定します。 下図で 壁の配置:1/10 や 壁の配置3/5 と記載している部分です。 南側は全体の長さが5間で壁の長さは0.5間なので1/10となります。 (10マスの長さに1マスの壁と考えても構いません) 同様に東側は3/5(北側は4/5、西側は1/5)となります。 この中で一番少ない部分で判定するので、下図では1/10が最小となるので、判定は 外壁の一面に壁が1/5以下 の0.9となります。 ![]() 耐震診断表Eについて 上図で南北方向、東西方向、別々に外壁と内壁の長さを合計します。 その合計長さの中で短い方の長さを壁の長さとします。 図では南北方向が短いので、南北の壁長さの5間で判定を行います。 建坪は4個のマスで1坪になるので、上図では50マスの4分の1で、建坪は12.5坪となります。 係数は屋根の材料で決まります。 上図の建物が2階建ての瓦葺きとすると係数は0.59となります。 上図での壁の割合は、5÷12.5÷0.59=0.67となり、判定は0.5−0.8の範囲に入るので0.7となります。 耐震診断表Dについて 筋かいは柱の間にある斜め材のことです。 ![]() 工事中に確認していたり、図面に筋かいの記入があれば筋かい有りとします。 天井裏を見ることが出来れば、筋かいの有無を確認できる場合もあります。 確認できない場合は筋かい無しとします。 耐震診断表Fについて 老朽化している は屋根の棟の線や軒先の線が波打っていたり、柱に傾きがあり建具を閉めても周りに隙間が見られたり、床に新たな段差が出来ている場合などです。 構造部分が老朽化すると形が変形してくる為に、建物の変形を見て判断を行います。 腐ったりシロアリに喰われている は建物の床下を見て確認します。 確認する場所は外壁部分の足元(土台と呼ばれる横に置いた木材)部分です。 北面や浴室廻りの部分が傷みやすいので、そのあたりを重点的にチェックします。 シロアリの被害があると穴でデコボコになっているのですぐに分かります。 傷んだ木材は棒で突いてみると、相当柔らかくなっているので分かります。 老朽化などに目立った部分がなく、新築当時の状態を保っている場合は健全です。 仕上材の老朽化より、内部に隠れている木構造部分の老朽化で判断することが大切です。 床下の調査が出来ない場合や良く分からない場合は 老朽化している として判定しましょう。 必要がなくなりましたら閉じてください。 ページトップへ ©2007kazu All righit reserved |
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