住まいづくり研究室、タイトル画像

住まいの環境について

住まいづくりの質問リスト

住まいづくり研究室


住まいづくりの質問リスト活用法


住宅の概要について

住まいの中での日常生活について

住まいに対するこだわり

住宅の外観

住まいの環境について

みんなの住まう空間

住まいの設備とユーティリティー

住まいの個室いろいろ

住宅内部空間

敷地や庭について



住宅新築のはじめに


住宅リフォームはじめに


家づくりの設計と現場


快適さと使いこなし


建物探訪のデザインや
アイデアを活用

テーマ別
住まいづくりのポイント


 

住まいづくり研究室では
一級建築士の管理人が
はじめての住宅取得する際
から上手に使いこなすまで
住宅つくりに役立つ情報を
豊富にわかりやすく紹介

建築家や工務店や
ハウスメーカー選びから
建材設備を選ぶポイント
メンテやインテリアまで
住まいの情報が満載です。

 

 

住まいの環境については、次のような質問が考えられます。

好きな色と嫌いな色
家族みんなの好き嫌いな色を別々に、家族共通の好き嫌いな色を話しあって書き出してみましょう。
外観と部屋の用途によっても好ましい色は変わってくるので、場所毎に好きな色を考えてみることも大切です。
風水など気にする場合は、欲しい色と方位や部屋なども記入しましょう。

好きな色は、住まいをより快適に感じる為に効果的です。
風水などでもいろいろな効果を謳っていますが、住まいづくりの基本は好きな色を使うことです。
その上で風水などでこだわりがある場合は、希望する色や部屋や方位を伝えましょう。
こだわりがない場合は、無色(白色)を基本にしてもいいでしょう。
インテリアや壁にかける物などで、色の追加は比較的簡単に出来ます。


住宅に好ましい色彩
外観と室内の色彩について、家族各々と家族共通で好きな傾向を想像しましょう。
ここでは単純に好きな色だけでなく、住まいとして適切な色を考えることが大切です。
複数の色の組み合わせも考えてみます。

色彩だけでなく、屋根や壁などの材料の質感も含めて考えた方が、より現実的といえます。
ちょっと難しい項目なので、特別こだわる部分が無ければ、おまかせ、でもいいでしょう。

住まいの色彩については、周囲とのバランスを含めて考える必要があります。
特に外観では、あまり奇抜すぎる色彩は周囲からの非難の的にもなりかねません。
内部の色彩でも、部屋の用途や隣の部屋とのつながりを考えた色彩を採用することが大切です。
また同じ色彩でも、光の当たり方などによっても印象が大きく変わってしまいます。

色彩については、実際に設計を行なう途中で模型やパース、実物サンプルなどを参考に決めるので、ここでは必要以上に考える必要は無いともいえます。


光について
1日及び1年の内で、どの時間や季節の光が好きか、思い出してみましょう。
光の差してくる方角や形なども想像して、好きな光や嫌な光を書き出します。
また、今までで印象に残っている光の見え方も思い出してみましょう。
家族みんなが、別々に好き嫌いを記入します。

木漏れ日や影が多い部分に対して、どのように感じるでしょうか。
また白熱灯と蛍光灯の光では、どちらが好きでしょうか。
いろいろな光について、思い出してみましょう。

一言に光といっても、いろいろな感じ方があります。
ですから好きな光はどんな光なのか、的確に伝えることが大切です。
木漏れ日など実例をあげて質問された場合、好き嫌いだけでなく一番良いと感じるシチュエーションも考えてみましょう。
一般的には行動的なリビングに蛍光灯、食堂や寝室に白熱灯が適しているといわれていますが、それに反する好みの人もいると思います。
大きな違いを感じない場合は、その旨を記入することも大切です。


音について
外からの音や他の部屋からの声や音が気になるか否か、考えてみましょう。
気になる場合は、どのような音だと気になってくるのか書き出しましょう。
動物の声や風のせせらぐ音など自然の音を聞くのが好きか、また好きならどんな音が一番好きなのか考えてみましょう。

音楽をいつもかけていますか、テレビの音が主ですか、日常的に発している音はどんな音ですか。
逆に必要がなければ、音を発生するものは使わない旨を記入しましょう。
ピアノの練習や映画鑑賞などで大きな音を出すことがありますか、あるならどの程度の音の大きさなのかを考えてみましょう。
新しい住まいで大きな音を出すことが多いのか、趣味やパーティーの開催なども考慮の上で、大きな音を出す事柄を書き出してみましょう。

音関係では、外から入ってくる音が気になる場合と、室内の音が外に出ることが気になる場合があります。
小さな音が気になる人には、家族のトイレの音でも気になる場合があります。
どの程度まで気になるのか、気になるシーンも含めて考える必要があるのです。

室内で特に大きな音を出す場合、外に音を漏らさないためには防音室が必要になるかもしれません。
逆に外から入ってくる音が非常に気になる場合にも、同様の対策が必要となります。
しっかりした防音を行なう為には高額な対策費用がかかるため、事前にチェックしておくことが大切なのです。


風と緑
室内で風が通っていくことが気になりますか、また、風が通っていくことが好きですか。
季節や時間ごとに考えてみましょう。
ちょっと強めの風が好き とか、柔らかい風が常にそよいでいる感じが好き とか、どんな風が好きかについて書き込んでおくと、より的確に伝わります。

緑は好きですか、また、室内に緑をおきたいですか。
置きたい場合には、どこに、どの程度の大きさや数の緑をおきたいのか考えてみましょう。
庭に樹木をたくさん植えたいのか、樹木の大きさも含めて書き込みます。
落葉樹の葉っぱの掃除は負担になりますか、それほど気になりませんか。
普段行なう緑の手入れ道具についても、書き込んでおきましょう。

風や緑などを室内に取り込みたい程度を測る質問です。
風を上手く活用すれば空調の利用期間を減らせますから、エコロジーや環境の為にも重要なポイントとなります。
好きな風を上手に取り込めることが出来れば、より快適な住まいにもなります。
その為に、好きな風の吹き方を的確に伝えましょう。

緑については特に好みに違いがある部分なので、しっかり書き込みましょう。
緑は好きでも手入れが嫌いなら、手間が掛からない樹木を選ぶ必要があります。
夏暑い地域では、落葉樹で日差しを遮るとかなり涼しく感じつつ冬の暖かい光を取り入れることが出来るという大きな利点がありますが、掃除が負担になるようでは住まいの快適さに関しては逆効果にもなりかねません。
好きなことと嫌いなことをはっきり区別することが、住まいに自然を持ち込む際のポイントといえるのです。

住宅の外観 住まいの環境について みんなの住まう空間

ページトップ

住まいづくり研究室
住まいづくり研究室 アイコン    「住まいづくり研究室」へのリンクは自由です、連絡も必要ありません。

copyright 2008-2016 kazu All Rights Reserved