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物件147 客に裸を見られる家

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劇的!ビフォーアフター 物件147 客に裸を見られる家 に採用されているアイデアをチェックしましょう。

 

玄関の仕上材を残します。
特に天井には、なかなかしっかりした材料が使われているようで、この材料を残すことは良いアイデアですね。
リフォームの大きな長所の一つは、現在では手に入りにくい良い材料を残せるところなのです。

断熱材は普通のグラスウールでも十分です。
それ以上に、隙間にウレタンスプレーで断熱材を充填しているところがポイントでしょう。
真面目でコストパフォーマンスの高い断熱材の入れ方といえます。

階段の支持に鉄骨を使い、更に上がり口をタタミで座るスペースとして利用するのは、省スペースのためには良いアイデアです。
和風の玄関にも似合います。
ただ階段の降り口にタタミがあると、タタミが傷みやすくなる点には注意が必要でしょう。
またスチールの角が目立つので、クッシュンをつけているとはいえ、ちょっと危ない印象です。

格子で囲った庭は、視線を避けるための常套手段です。
京都の町屋などでも視線を遮る格子が、上手く活用されているのです。
全体を和風にまとめたデザインは、コンパクトながら良くまとめられています。
ただ可動式のテーブルは、食器を落とす可能性も高そうなので、なんとも微妙です。

畳の間の下がすべて収納となっているのは、ポイントともいえますが、使う人も選びます。
年齢が上がると、畳を外すこと自体が大変な労力になってしまいます。
とはいえ収納力を考えると、効果の高い収納といえます。

現代風の浴室は、浴槽の足元の掃除がしにくい点が弱点となります。
とはいえ洗練されたデザインで、デザイン優先なら十分有りです。

寝室のベッド廻りに家具が出っ張っているのは、スペース的には有利ですが、体をぶつける危険性が大きそうです。
頭に手を回したり、ちょっと伸びをするにも、気を使ってしまいそうなデザインなのです。

梁を見せたロフト部分は、狭い住宅の定番ですね。
ただ、梁の材料が若干細いところに、ちょっとした不安を感じるかもしれません。
屋根を支えるだけなので問題はなさそうですが、かなり細めなのです。


今回のリフォームは、かなりデザインを重視したリフォームといえそうです。
しかし階段廻りやベッド廻りの家具など、人の動きに対しては若干配慮が不足している部分が見受けられます。
とはいえアイデアの基本は良いものがあるので、ちょっとした配慮で使いやすさも加えることが出来そうなりフォームでした。

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