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物件167−2 人前で服を脱ぐ家

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劇的!ビフォーアフター 物件167−2 人前で服を脱ぐ家 で出てきたアイデアをチェックしましょう。

 

今回は、カフェレストランの改修です。
以前に紹介した小島よしおの母のお店をリフォーム実行です。
面積は小さいのですが予算も限られているので、使いにくい水廻りの他に、どこまで改修できるのかという点に注目です。


沖縄独特のユタ(祈祷師)の祈祷が済んで、引越しの開始です。
近所の仲間の協力で楽しい引越しも終わり、いよいよ解体開始。
内部はほとんどの部分を壊してしまいました。

実家に沢山保管してあったチャーギ(イヌマキ)の木材を活用して、リフォームにフル利用します。
さらに知人から沖縄独特の瓦である赤瓦をたくさん入手、こちらもリフォームに活用です。
材料費を減らして、リフォーム内容を充実させるようです。

床には安価な杉の足場板を採用、表面を滑らかに削っての利用となります。
感触が適度に柔らかなので、コンクリートに直接張っても効果的でしょう。

内部に小屋を作り、民家の軒先屋根まで作ってしまいました。
ここで赤瓦が活躍します。
客室上部とカウンター上部に軒先を作り、室内に民家のような家庭的雰囲気を作り出しました。
今度は久米島紬を入手して、これまたリフォームに活用です。

洋服コーナーにはカーテンの仕切りが付き、高さを生かした2段の洋服の展示や使いやすい棚を設置です。
ベンチを踏み台として、高さを活用します。
さらにショーケースなどをロールブラインドで目隠しして、ステージとしての活用も想定しています。
ベンチがあるので、座って三線を弾くことも出来る作りなのです。

外観は壁のくぼみを利用して、瓦とイヌマキで化粧しました。
元の看板に加えて、小さな目立つ看板も追加です。
エントランスも、イヌマキの列柱とプチ棚付き腰板が誘導します。

内部は小屋を作ることで、小さな町並みを再現、柱を立てて適度に客席仕切っています。
元々あったソファーを活用した独立スペースを設置。
テーブルや天井には、お母さん所有の反物を使ってアクセント。
客席間の柱には、久米島紬を活用した可動式目隠しも設置です。
海を感じさせるオリジナル照明も付きました。

カウンターには大きな板を活用、立派なカウンタースペースとしています。
一部を跳ね上げ式にして、2つ目の動線を確保しています。
後ろに見える食器棚は、再塗装して再利用です。
トイレは扉を換えて、内部は既存の仕上に流木や木材を飾り付けることで雰囲気をアップです。

キッチンはちょっと移動することで、使いやすいスペースを確保しました。
コンロだけは大型のものに交換、適切な再利用が上手いですね。


劇的!ビフォーアフター 物件167 人前で服を脱ぐ家 では、人のふれあいが温かいリフォームとなりました。
再利用と使える材料の入手で、かけた費用をはるかに超える内容のリフォームとなりましたね。
リフォームの内容としても、手作りや自然を感じさせるインテリアを基本に、カウンターや小屋の部分をしっかり作ることで、かけた費用や材料以上の効果を発揮しています。
材料を無料で豊富に入手できたという特殊な事情がありますが、その材料を効果的に最大限活用したリフォームだったといえるでしょう。

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