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第0013号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0013号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0013号 2008年10月 3日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
実際の住まいづくりの手順に従った実践形式でお伝えします。

さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART13

今回は 住まいのコスト削減のポイント を紹介します。

見積書の金額チェックを行なうと、
初めから予算内に収まってしまうことは稀でしょう。

消費税分やインテリアの予算分の金額くらいは
オーバーしていることが多いのです。

これは、設計の段階では欲しいもの全てを盛り込もうとしますし、
設計としても予算いっぱいで良い建物を建てたい為に、
工事費用が上昇しがちなのです。

(場合によっては、多めに経費を計上して、儲けをギリギリまで得ようとする
建設会社もあります。
こういう会社は、他の会社に依頼しようとすると、簡単に減額してきます。
この前後の見積書を詳しく見ると、どんな項目に経費を上乗せしているか、
一目で分かります)

ともかく、予算をオーバーしている分には住まいは建てられませんから、
何とかして予算内に収める必要があります。

その金額が数十万円くらいなら、
仕上の材料や設備のグレードを調整することで予算内にすることができます。

しかし、質を落としたくない場合や、金額が100万円を超えるような場合には、
建物の面積を減らすなど、設計自体の大きな変更が必要になります。

工事費の中でも、減額の為には面積を減らすことが一番の要素です。
収納などを減らしても、将来、庭に物置を設置することで対応できます。

ただ、設計でもギリギリの小さい住まいを計画していたら、
面積ではなく、高さを減らすなどの対応となります。

住まいのコストを予算の範囲内に収めるには、
住宅の質やグレードや面積などに、ちょっとした我慢が必要になるのです。

もし、住まいの内容に対して我慢をしたくなければ、
工事を延期して、お金を貯めるという選択肢もあります。

半年から1年くらいであれば、計画の変更無しに延期できるでしょう。
(延長期間があまりに長いと、材料や設備のモデルチェンジが多くなり
工事費の上昇なども考えられます。)


   次回は、住まいの確認申請に必要なもの の予定です。


■住まいの情報

見積りが予算内に収まったら、いよいよ工事が始まります。
その工事が適正に行なわれることは、良い住まいづくりには欠かせません。

そこで、住まいの工事が適正に行なわれていることをチェックする為に、
第三者監理と呼ばれる、設計や工事に関係がない建築士に、
工事が適正に行なわれていることをチェックしてもらう制度があります。

しかし、この第三者監理を設計者に依頼して有効に行なおうとすると、
通常、数十万円という高額なコストがかかってしまいます。

そこで新しい第三者監理として、インターネットを利用したものがあります。
自分で工事現場に出向いて、デジタルカメラで工事現場を撮影した上に、
メールをするという手間が必要ですが、
その第三者監理に必要な金額は、6万円ちょっとに抑えられます。

この建て主が現場に頻繁に訪れて写真を撮るという行為だけで、
工事をしている人たちの気合も入るはずですから、
工事不良を未然に防ぐ効果もあるのです。

その効果に期待して、写真を撮るコツのみを解説したマニュアルは、
1万円ちょっとで手に入ります。

現場の写真撮影のポイントが詳しく解説されているので、
現場に行く手間をいとわなければ、非常にお得な方法といえるでしょう。

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