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第0024号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0024号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0024号 2009年03月06日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
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さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART24

今回は 住まいのインテリア について紹介します。

新居に入居の際、まず必要なものが照明とカーテン・ブラインドでしょう。
その他の電気製品は、今使用しているものを持ち込めば間に合うはずです。

しかし、部屋数が増えたら照明は必要ですし、
カーテンやブラインドについては、窓の大きさが変わるので、
ほとんどが新調になります。

まず、照明については、住宅の設計に入っている場合もありますから、
不足分を確認しましょう。
不足があったら、
最低限必要な照明機器を購入して、取り付ける必要があります。

照明の設置自体は、照明機器についてくる説明書を読めば、
結構簡単に出来るものです。

ただ、高いところの作業なので、
安定した椅子などに乗って作業することが大切です。
回転する椅子や不安定なものに乗って作業することは、
相当危険ですからやめましょう。

最近はLED照明が話題ですが、光熱費としては蛍光灯と同等です。
水銀不使用の蛍光灯もあるので、環境面でも蛍光灯は問題ないのです。

現状の照明としては、機器のコストが安い蛍光灯の使用がお勧めです。
水銀不使用の蛍光ランプを使用すれば、環境面でも安全です。

落ち着きたい部屋では、電球色の蛍光ランプを使用し、
書斎など頭をすっきりしたい部屋には、
昼光色の蛍光ランプを使用しましょう。


カーテンやブラインドについても、新居に入居したらすぐに必要です。
統一感のあるインテリアを希望する場合は、
設計者やハウスメーカーのインテリアコーディネーターに依頼しましょう。

自分で選ぶ場合のポイントは、窓の大きさをしっかり測っておくことと、
一つの部屋に対して一つのデザインを基本に、カーテンなどを選ぶことです。

窓の寸法は、窓枠部分の内側の寸法を計ることがポイントです。
窓ごとに大きさが違う場合も多いので、
必要な窓について、全てを計って、部屋ごとに分けて表にします。

部屋ごとに窓を分けて表にしておけば、
お店で実際にデザインを選ぶ際にも、分かりやすくなります。


また、カーテンなどのデザインは、
一部屋のデザインを統一した方が、すっきりまとまります。

同じ部屋の窓のカーテンを違うデザインで綺麗にまとめるには、
かなりのセンスが必要になるのです。


とりあえず入居時に必要不可欠なインテリアは、
選ぶ時間が少ないのでシンプルなデザインが無難です。

デザインにこだわって、ゆっくり選びたい場合、
当面レースのカーテンのみにして、後でじっくり追加したり、
レールだけ新調して、以前使っていたカーテンを応急的に使用するなど、
ちょっと工夫をしましょう。


   次回は、住まいのインテリア2 の予定です。


■住まいの情報

住まいの環境問題には、
かなり戦略や経営的な部分から発想されているものが多いようです。


木材を守ると言う名目の200年住宅は、
日本の木材の有効活用を考えていないものがほとんどです。

しかも、輸入の際の移動に過剰なエネルギーを消費してしまう、
輸入材を多用するハウスメーカーを主眼においた制度なのです。
とてもエコロジーとは呼べない物です。


LED照明は、ほとんどの場合、
少数派となってしまった白熱電灯と消費電力を比較しています。

しかも、消費電力で同等となる蛍光灯については、
水銀不使用でより効率の高い蛍光ランプが発売されているにもかかわらず、
水銀で有害と宣伝する始末です。

LED照明は高額の上に、
寿命が尽きる前に光の強さが半分になってしまうので、
寿命以前の買換えが必要になる可能性もあるのです。
高い製品を売って、利益を得たい気持ちは分かりますけどね。


断熱性能が高い住まいは、確かに、
上手く使えばエネルギー消費を減らせます。
しかし、窓を開けたりして温度を調整する考えがなくなるためか、
冷暖房が本来必要ない気候の時期にも、冷暖房を使用しがちになるのです。

つまり、住まいの上手な使い方に対するアドバイスや情報提供が、
もっとも重要とされるはずなのに、そんな情報はほとんど見かけません。
作りっぱなしで、その先は知らないという態度は、
官庁の作った建物と同様な考えにも通じているようです。


深夜電力を利用した電気温水器や氷蓄熱は、
純粋にエネルギー的に考えれば、相当な無駄があります。

何しろ、深夜に巨大な電気ポットや冷凍庫を働かせているようなものです。
どんなに断熱性能が高く作っても、昼間には熱が逃げてしまうことは、
簡単に想像できます。
しかも、その大きな装置を作るためにも、大きなエネルギーが必要なのです。

深夜電力が安いから成り立つのですが、深夜電力が昼間と同じ価格なら、
ものすごく効率が悪いことになります。
コンビニの深夜の照明は無駄なので制限しなくてはならないと、
公言している事に対しても、大きな矛盾となるのです。


などなど、現在の環境問題に対する対策を真面目に考えると、
相当に矛盾があるものも少なくないのです。
利益やリベートを考えない、本当の環境対策を考えてほしいものです。<

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