住まいづくり研究室、タイトル画像

第0033号

こだわりの住まいを上手に創る

住まいづくり研究室


こだわりの住まいを上手に創る
バックナンバー集


住まいづくり研究室
メールマガジン



住宅新築のはじめに


住宅リフォームはじめに


家づくりの設計と現場


快適さと使いこなし


建物探訪のデザインや
アイデアを活用

テーマ別
住まいづくりのポイント


 

住まいづくり研究室では
一級建築士の管理人が
はじめての住宅取得する際
から上手に使いこなすまで
住宅つくりに役立つ情報を
豊富にわかりやすく紹介

建築家や工務店や
ハウスメーカー選びから
建材設備を選ぶポイント
メンテやインテリアまで
住まいの情報が満載です。

 

 

 

メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0033号  の内容です。

 

■■■■■□□□□−−こだわりの住まいを上手に創る−−□□□□■■■■

          住まいづくり研究室 メール便

                       第0033号 2009年07月10日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■住まいの定期的なチェックとメンテナンスの勧め

長期優良住宅には、住まいの定期的な点検とメンテナンスが必要です。
耐久性を高めた住宅でも、住まいを長持ちさせるには
点検やメンテナンスが必須となっているのです。

これは長期優良住宅に限らず、普通の住宅にも当てはまります。
逆に普通の作りの住宅だからこそ、定期的な点検とメンテナンスが、
住まいを長持ちさせるためには不可欠なことなのです。


住まいを長持ちさせるには、5年毎の点検を行うことがお勧めです。
住まいは大体 新築後10年位は、ほとんどメンテナンスはかかりません。
しかしそれを過ぎると傷みが早く進むこともあるので、
5年毎に点検を行うことが大切なのです。

もちろん、その途中で住まいの傷みに気が付いたり不都合が生じたら、
早急にメンテナンスやリフォームが必要となります。


点検を依頼する相手としては、住まいを建てたところが一番です。
設計の資料があったり工事の内容が分かっているはずなので、
点検しやすいのです。


しっかり点検を行って、傷んだ場所が見つかったら、
リフォームの内容を検討することになります。

リフォームの優先順位は、構造部分や外部の修理が一番優先です。
構造部分が傷んでいると、地震や台風の際に住宅倒壊の危険があります。
屋根や外壁など、外部が傷んでいると雨もれにつながりますし、
住まいの傷みが進んでしまうのです。

そこで住まいを長持ちさせ、安全に住まう為にも、
構造部分や外部の傷みを最優先でリフォームする必要があるのです。

次に優先するのは設備関係です。
設備が傷んでしまうと機器の効率が悪くなるので、
光熱費が高くなってしまいます。

また最新の設備機器はかなり効率が高くなっているので、
取り替えるだけでも、毎月の光熱費を減らすことができるのです。

この時交換する設備機器には、必要以上の機能は要りません。
これまで使っていた機能があれば、十分使えるはずなのです。
余計な機能が付いていると、使う電気代が高くなったりします。
光熱費を減らせる性能以外は、さほど気にする必要はないのです。

最後に室内のリフォームです。
とはいえ床の破損など、室内に危険な部分が生じるような状態ならば、
室内の危険を取り除くことを最優先とする必要があります。

それ以外の場合は、室内のリフォームは最後でもいいのです。
気分を変えたい場合や汚れているだけの場合は、
壁に塗れる塗料を買ってきて、家族みんなで塗れば、
安価に楽しくリフォームできます。

障子や網戸などは、ゆっくりやれば自分で張り替えられるものです。
カビが生えていたら、換気をしながらカビ取り剤を使いましょう。

室内については、日曜大工でもリフォームが可能な場合も多いのです。
ですから室内のリフォームについては、
一番最後に、予算に応じて検討するべきなのです。

----------------------------------------------------------------------

こだわりの住まいを上手に創る バックナンバー集 こだわりの住まいを上手に創る 第0034号

ページトップ

住まいづくり研究室
住まいづくり研究室 アイコン    「住まいづくり研究室」へのリンクは自由です、連絡も必要ありません。

copyright 2009-2016 kazu All Rights Reserved