メールマガジン こだわりの住まいを上手に創る 第0041号 の内容です。
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住まいづくり研究室 メール便
第0041号 2009年09月18日
住まいづくり研究室 http://www.ie-erabi.com
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住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
現在のテーマは節約です。
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■エコで節約生活のためには、
最新のLED照明を上手に活用することも大切です。
最近では電球型のLED電球が4000円以下と安価になってきています。
ランプの寿命が4万時間以上なので、切れることが殆んど無くなります。
一般的な白熱電球の寿命は1000時間から2000時間ですから、
20個から40個分の寿命を持っているのです。
さらに従来の白熱電球に比べて消費する電力が約1/8程度になります。
(40W電球タイプが4W程度、60W電球タイプが7W程度)
電気代や電球を何度も交換するコストを考えると、
LED電球に交換したほうが、電気代や電球代を節約できるのです。
電球型蛍光灯と比べても、寿命が4倍以上で消費する電力も半分程度です。
これもLED電球に交換したほうが、電気代や電球代を節約できるのです。
さらに発光するまでの時間が、電球型蛍光灯は遅いという弱点もあります。
LED電球のほうが遥かに早く点灯するので、快適さでも有利となるのです。
LED照明は電球を交換する間隔が長くなるので、
手が届きにくい吹き抜けや階段部分のランプとしても最適です。
交換する手間や危険性を大幅に減らすことが可能なので、
電気代を減らせるという経済性に加えて、便利さも兼ね備えているのです。
ただLED照明は、現時点では万能の照明というわけではありません。
部屋全体を照らす照明としては、
効率が高くなった新型蛍光灯と消費電力は殆んど同じで、
新型蛍光灯のほうが部屋全体を照らしやすくなります。
機器のコストについても、
新型蛍光灯のほうが安価な上に、蛍光灯の寿命も1万時間を越えます。
蛍光灯の交換費用を考えても、
LED照明より新型蛍光灯が節約につながるのです。
このように最近話題のLED照明ですが、
現時点では適材適所で利用するべきといえるのです。
電球の代わり、そして電球の交換が大変な部分での照明としては
非常に効果的です。
殆んど全ての面で、節約効果が高くなっています。
しかし部屋全体を照らす照明としては、
最新の蛍光灯には及ばない部分もあります。
部屋全体の照明としては、新型蛍光灯が有利です。
それ以外の補助的な照明としての利用が、
LED照明の特性を生かした、効果的な利用法といえるのです。
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