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第0097号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0097号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0097号 2010年11月05日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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       現在のテーマは建材・設備メーカーの紹介です。
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■淡路瓦(工業組合)  建材・設備メーカー

淡路瓦(工業組合)は、日本の伝統的な瓦を作っています。
兵庫県の特産でもあります。
瓦は小さなメーカーがほとんどなので、工業組合という集まりを作って
淡路瓦全体の良さを伝える仕組みとしています。


淡路瓦は、表面が銀色に光る いぶし瓦が有名です。
その他にも色彩豊かな陶器瓦やレンガ風の窯変瓦があります。

瓦の形としては、日本の伝統的な形である和形、現代的な平形、
ヨーロッパ風のS形が揃います。


淡路瓦のいぶし瓦は、焼成時に瓦表面に炭素膜をつくる
燻化(くんか) を施すことで、独特の銀色となります。

表面の炭素皮膜で、かなり高い耐久性を持ちます。
吸水性もかなり少なく凍害にも強いので、寒冷地でも使用可能です。

防水性や断熱性の面でも、瓦は効果的です。
表面の炭素膜で防水性を確保、瓦の厚みがあり、さらに
下地との間に空気層があるので、断熱性も良好です。

淡路瓦は、コストの面や修理しやすさの点でも利点があります。
設置の際の費用は多少高価となりますが、数十年はメンテナンスフリーなので
住まいの一生で考えると、屋根にかかる費用の総額を抑えることが出来ます。

瓦には、割れやすいという弱点もあります。
しかし瓦が1枚割れても、他の部分に影響を与えずに交換が可能な点も、
メンテナンス費用の削減につながるのです。


さらに淡路瓦には、壁に利用できる壁瓦もあります。
フラットながら噛み合わせがあることで、高い防水性能を備えます。
元々耐久性の高い瓦を使っているので、
壁用の仕上材料としては、非常に高い耐久性を持っているのです。


淡路瓦は、いぶし瓦が代表的な瓦です。
色調は独特ですが、デザインは多彩なので、
意外に幅広いデザインの住まいに対応します。

コスト的にも金属屋根とほぼ同等(地域によりますが)で、
標準的な費用で設置可能です。

他にも陶器瓦や窯変瓦もあり、淡路瓦は使いやすい瓦といえるでしょう。
コストに対する性能がかなり高くなるので、
メンテナンスの面でも有利となる屋根材なのです。

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