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第0098号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0098号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0098号 2010年11月12日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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       現在のテーマは建材・設備メーカーの紹介です。
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■石州瓦(工業組合)  建材・設備メーカー

石州瓦(工業組合)は、日本の伝統的な瓦を作っています。
島根県西部を中心に生産されています。
瓦は小さなメーカーがほとんどなので、工業組合という集まりを作って
石州瓦全体の良さを伝える仕組みとしています。


石州瓦は、1200度の高温で焼く陶器瓦が有名です。
陶器よりも耐久性が高い、セッキや磁器に近い特性を持つ瓦なのです。

瓦の形としては、日本の伝統的な形である和形、現代的な平形、
ヨーロッパ風のS形が揃います。


石州瓦は、粕薬を施した陶器瓦が主流です。
かなり鮮やかな色もラインアップしているので、
様々なデザインの住まいにあわせやすい瓦といえるでしょう。

表面のガラス質で、高い耐久性を持ちます。
吸水性も非常に少なく凍害にも強いので、
寒冷地でも安心して使うことが出来ます。

防水性や断熱性の面でも、瓦は効果的です。
表面のガラス質で防水性を確保、瓦の厚みがあり、さらに
下地との間に空気層があるので、断熱性も良好です。

石州瓦は、コストの面や修理しやすさの点でも利点があります。
設置の際の費用は高価となりますが、
数十年もしくは、100年単位でメンテナンスフリーなので
住まいの一生で考えると、屋根にかかる費用の総額を抑えることが出来ます。

また瓦が1枚割れても、他の部分に影響を与えずに交換が可能な点も、
メンテナンス費用の削減につながるのです。


石州瓦には、壁に利用できる壁瓦もあります。
とはいえちょっと個性的なデザインなので、利用するケースは限られそうです。


石州瓦は、耐久性の特に高い陶器瓦が代表的な瓦です。
カラーも釉薬により多用なので、幅広いデザインの住まいに対応します。
設置する際のコストで考えると、他の瓦よりも高めですが、
耐久性が非常に高いので、メンテナンス費用は大幅に節約できます。

石州瓦は耐久性や防水性など、
屋根材に要求される性能を高いレベルで備える瓦です。
メンテナンスの必要性の少なさを考えると、
住まい全体の耐久性を大きく上げることも可能な、優秀な屋根材なのです。

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