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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0136号 2011年08月05日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
       現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■RC住宅の長所のまとめ

鉄筋コンクリート住宅の長所は、地震や台風などの自然災害に強いことと、
火災に強く、木のように腐ったり鉄骨のように錆びたりしない点です。


鉄筋コンクリートの住宅の中でも、
壁式構造と呼ばれる構造を採用すると、非常に頑丈となります。
特に平屋の鉄筋コンクリート造になると丈夫になるのです。

またコンクリートが重いので、台風などの強風に対しても非常に強くなります。
強風によって受ける力より地震の際に建物にかかる力の方が大きくなるので、
窓部分さえ補強すれば、強風に対して、強さに余裕を持って対応できるのです。

大洪水などの際にも、建物が流されることはまずありません。
さすがに室内は浸水してしまいますが、
建物自体は残るので、修復も比較的容易となります。


また鉄筋コンクリートはそのままでも耐火構造(火災でも燃え落ちない作り)
となるほど、火災に強いところも大きな長所といえるでしょう。
隣家や近くで草木などが燃えても、
鉄筋コンクリートの住まいまで延焼してしまうことは、まずありません。


そして鉄筋コンクリート住宅の大きな長所としては、
木のように腐ったり、鉄骨のように錆びたりしない点があります。
腐ったり錆びたりすると、住まいの強度が極端に下がり、
地震や台風の際に、住まいが倒壊してしまうこともあります。

特に木の場合はシロアリや水が溜まることで、
急速に住まいの強さが落ちることがあります。
鉄骨でも常に濡れているような場所だと、錆が急速に進むこともあります。
鉄筋コンクリート造の住まいでは、そんな急に強さが下がることは無いので、
長い期間、安全にすみ続けることが可能なのです。


コンクリート部分以外の間仕切壁を、自由に変更しやすいところも、
鉄筋コンクリートの住まいの特徴です。
コンクリート部分以外の壁は、住まいの強さに関係なく作ることが多く、
リフォームの際に、壁の位置を変更しやすくなります。

またコンクリート部分の壁の間隔を木造よりは広く出来るので、
広い部屋を作りやすいところも長所といえます。
鉄骨造程ではありませんが、
木造の建物よりも、柱や壁が無い広い部屋を作りやすいのです。


鉄筋コンクリート住宅は、音を遮る防音効果や気密性の高さも特徴です。
コンクリートは重く振動しにくいので、
外部から伝わる音を遮る、防音効果が高くなります。
また壁と屋根を一体として作るので、気密性が高くなる点も長所となります。
隙間風が極めて少なくなるので、冷暖房効果や防音効果が高まります。


鉄筋コンクリート住宅の長所は、一言で言えば丈夫で長持ちするところです。
全体的に丈夫な作りとなる上に、腐ったり錆びたりしないので、
新築時の強さを長い期間保ちやすいのです。

またコンクリート以外で作る内壁は自由な場所に作れるので、
部屋の広さを微妙に調整しやすく、
バリアフリーなどを考える際にも効果的なのです。

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