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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0150号 2011年11月11日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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       現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■建築行事の心得

住まいの計画が終わって、工事の見積もり金額が予算内に納まったら、
いよいよ工事の開始です。
その際には、幾つかの行事を行いつつ、工事を進めることになります。
そんな住まいの工事に必要な、建築行事について紹介しましょう。

住まいを建築する際に行う行事は、一般的に、

  地鎮祭・上棟式・新築祝い

の3つです。


住まいの工事が始まる前には、地鎮祭を行ないます。
工事中の安全を祈るものですから、欠かせない行事です。

一般的には、工事業者が地鎮祭の準備を行ないますが、
あなたが住んでいる地域独特の作法などがあれば、
事前にしっかり打ち合わせることが大切です。

行事を行なう神主さんと地鎮祭の前に一度会って、
手順やお礼を渡すタイミングなどを確認してもいいでしょう。


上棟式は、工事を行なう大工さん達をねぎらうことと、
住宅が無事完成することを祈願する儀式です。

昔は近所の人達をたくさん招いて、餅まきなどを行なっていましたが、
最近では家族と大工・職人さんを中心に行なうことが多いようです。
餅まきの代わりに、近い親戚を呼んでいっしょに祝うこともあります。

棟木に魔除けの飾りを取り付け、お神酒を住宅の柱の4隅にまきます。
棟梁や建て主の名前を記した棟札を取り付けることもあります。

最近では折詰と祝い酒を渡し、
簡素な形で上棟式を行なうことが多いようです。
工事現場に車で来る大工さんが多いので、
祝い酒は持ち帰りやすいものを準備します。

折詰と祝い酒などは、建て主であるあなたが準備する必要があるので、
必要な個数(大工さんたちの人数)を含めて、
設計者と相談しながら、決めても良いいでしょう。


住まいが完成してから行なう新築祝いについては、
多い人では、親戚・工事業者・友人知人、
の3回に分けて行なうこともあります。

見学会を行なった後、盛大に会場を借りて行なうこともあります。
また、ほとんど内輪で済ませてしまう場合もあり、
最近では、大工さんや設計者を招いての新築祝いは少なくなっています。
新築祝いについては、かなり個人差が多いようです。


新築祝いは、
引越しが終わって、しっかり住めるようになってからと考えていると、
ついつい遅れがちになります。
住まいが一通り片付いたら、早めに行ないましょう。


住まいを作る際の行事については、
目的を考えると、行事の内容を理解しやすくなります。

 地鎮祭は安全祈願。
 上棟式は大工さんをねぎらうこと。
 新築祝いは、新築をみんなに知らせること。

この目的のために必要なことを考えながら準備すると、
上手く行事を行なうことができるでしょう。

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