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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0179号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0179号 2014年02月01日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
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     現在は、住まい関係のニュースをお伝えしています。
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■住まいのニュース 2014年02月01日

国土交通省は、性能向上を図るリフォームの工事費などに対して、
1住戸当たり100万円まで補助する長期優良住宅化リフォーム推進事業の
募集要領案を公表しました。
2013年度の補正予算成立後、迅速に公募を実施するために、
現時点の具体的な内容を公表しています。

日程的には増税後の事業となるので、
増税直後の住宅リフォームの落ち込みに対する
テコ入れという意味合いが強そうです。

内容的には、
1、リフォーム工事の前にチェックを行うとともに、
工事後に維持保全計画を作成する。
2、劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネルギー対策 
のいずれかの性能向上に関するリフォーム工事を行う。
3、リフォーム工事後に少なくとも劣化対策と耐震性の基準を満たす。
この3つを満たすことが必要です。

補助の対象となるのは、
上記の性能基準を満たすために行う為にリフォーム費用と、
その計画や手続きなどにかかる費用、
さらに住まいの性能を高める上記以外のリフォームなどです。

同時に行われる一般的なリフォームや、
上記以外の性能を高める工事費用が多すぎる分については、
補助の対象にはなりません。

補助額は、補助の対象となるリフォーム工事にかけた費用の合計の
3分の1以内で、1住戸当たり100万円が上限額となります。

長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助の詳細は、
予算成立後に確定する予定ですが、
現在公表されている内容とあまり変わらないはずです。
そこで、今からリフォーム計画を考えている場合は、
補助を活かせる計画とすることがポイントとなりそうです。


住まいの省エネルギーを考える場合、
住宅の外回りの断熱性能を高めることが基本です。
2015年には新しい省エネルギー法が完全施行されるので、
300平米を越える大きな住宅では、
省エネルギーの基準に適した住宅とすることが要求されます。

新しい基準では、外回りの断熱性能を現在行われている床面積による比率
ではなく、実際の壁や屋根や床の面積と熱の通りにくさによって
判断することになります。

ここでポイントとなるのが、窓の断熱性能です。
外壁については、温暖な地域であれば柱幅以内に収まる断熱材で十分です。
しかし窓が多い住まいに一般的なペアガラスの窓の組み合わせでは、
断熱性能が不足する場合も生じます。

そこで窓枠などを含めた、断熱性能の高い窓を使うことが必要になります。
木製の断熱窓や樹脂サッシ、2重窓や内障子など、
窓廻りの断熱対策が、今後の住まいづくりでは大切になってくるのです。

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