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工事見積書の中の 内装工事 を見ていきましょう。

内装工事には、床工事や内壁工事や天井工事が含まれます。
またボードを貼る工事もここに分類することが多く、軒裏や防湿シート貼り等も含まれます。
材料によっては雑工事に分類してある場合も有るので、ここで見つからない項目については雑工事も確認しましょう

ボード貼りの工事自体は大工さんが行うことが多く、この場合はボード材の材料代のみとなります。
しかし内装業者が工事を行う場合は材料代だけでなく、作業代が追加されます。
躯体工事に大工工事が有る場合は、ボード貼りがあるかどうかによって躯体工事内の大工工事の代金が多少変わりますが、内装業者が工事を行うより大工工事で行うほうが安くなる傾向があります。
ただ特殊なボード仕上などの場合は、専門業者が行うことが必須の場合も有ります。

コストを下げたい場合は、特殊な材料のコストをチェックして、一般的な材料と比べてみましょう。
高く感じるようなら、一般の材料の中から似たものを探してみましょう。
機能性を付加した材料の場合は本当に必要な機能かどうかを検討し、あまり必要でない機能を省略することもコストダウンにつながる場合があります。


クロス貼りは、通常専門業者が行います。
一般的なクロスは安価ですが、特殊な壁紙にはかなり高価な製品もあります。
また有害物質を吸収したり、分解する機能を持ったものもありますが、吸着するものは吸着量に制限があり、温度によっては放出する場合もありますから注意が必要です。
またこのような機能は換気を良く行うことでも代用できますから、高価に感じたら普通のクロスを使うべきでしょう。


面積チェックは床面積については分かりやすいのですが、内壁となるとかなり手間が掛かります。
天井は、勾配の有る場合には床面積とは面積が違ってくる点に注意が必要です。

断熱材は、厚みと材質を確認しましょう。
面積は形が複雑だったり、天井の形等によっては断熱材が入っている部分が分かりにくい場合も有るので、気になる場合は断熱材の入っている場所を設計者に確認した方が良いでしょう。

階段については、材質のチェックが主になります。
コストは材質と形状でだいたい決まりますが、形状は図面で決まっていますから材質によってコストが違ってくるのです。
凝った手摺などを使う場合は、希望通りの材料が使われていることを確認しましょう。

また内装材でもシステム建材などの規格品を使う場合は、雑工事に入っていることもあります。
チェックしたい項目が見つからない場合は、雑工事を探してみましょう。


内装工事のチェックでは、面積については全てをチェックすることはかなり大変ですし、使っている場所が分からないと計算できない場合もあります。
コストを下げたい場合、材料の単価(種類)については、本当に必要な機能や材質であるのか否かを確認することも必要でしょう。
同じような値段で機能が追加されている材料については、見た目で劣ることも少なくありません。
単価が高い材料については、本当に必要な機能やデザインであることを再検討しましょう。

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住まいづくり研究室                            2012年10月18日更新
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