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樹脂製内窓

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樹脂製内窓は、既存の窓の内枠に樹脂製のサッシをつけることで、二重サッシにする簡単リフォーム工法です。
二重サッシの断熱性能や防音性能を、簡単なリフォーム工事で追加できるところが最大の特徴といえます。


  メーカー(YKKAP)公表の特徴は
住まいの熱の一番の弱点は窓。住まいの熱の37%が窓から逃げ出しています。
プラマードUを取り付けるだけで、窓際のヒエヒエ感がなくなり結露も減少。
一般サッシの窓に比べ、1年間灯油換算で616リットルも省エネできます。
窓は音の出入り口、プラマードUを取り付けるだけで、気密性の高い二重窓ができあがります。
外からの騒音も、住まいから漏れ出す音もカットできます。
1時間でスピード施工、いつでもできる簡単リフォームです。
  以上が概要です。


既存の住まいの最大の弱点ともいえる、窓部分の断熱性や防音性能に対して、簡単な工事で性能アップできるところが、この樹脂製内窓の最大の長所といえます。
設置できる巾の窓枠さえあれば、冷暖房費を抑えることが出来る上に、快適さをプラスできます。

弱点は、質感に欠ける点でしょう。
素材が塩ビ樹脂なので、ちょっと安っぽくなってしまいます。
さらに、窓面の結露は防ぐことが出来ますが、逆に壁など結露が多くなる可能性もあるので、注意が必要です。
壁に結露が発生するようだったら、壁部分の断熱対策が必要となります。
また、二重窓特有の、開放操作の面倒さも加わる点も考慮しておきましょう。


樹脂製内窓は、リフォーム建材としては、施工が簡単でメリットが多い製品といえるでしょう。
断熱性能や防音性能を、現在の住まいに手軽に追加できます。
ただ、プラスチックの質感や、他の部分の結露、そして二重窓の操作性の悪さも加わってしまうところが 弱点です。


製品例:プラマードU

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