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住まいの浴室廻りにユニバーサルデザイン・バリアフリーを取り入れる場合に、確認しておきたいことや注意すべき点を紹介しましょう。

まず、入り口扉の足元の段差を解消していることを確認しましょう。
通常の浴室は水が脱衣室に流れ込むことを防ぐ為に、10cmくらいの段差がついています。
そこで水を防ぐ適切な設計をしたり、戸と排水溝が一体となった建具を使用したりすることで、入り口の段差を無くすことが大切です。
最近ではバリアフリーに対応した、出入口の戸に段差の無いユニットバスもあります。

浴室内の手摺は、冷たさを感じにくい素材の手摺が適切な位置と高さについていることを確認します。
図面だけでは分かりにくいのでショールームで確認したり、現場での確認をする など図面に注記してもらい、実際の工事現場で調整することも考えましょう。

浴槽にはグリップ付の浴槽か、必要以上に大きくない浴槽を選びます。
浴槽が大きすぎると入浴中に体を安定させにくくなるので、危険な場合もあります。
逆に小さすぎても入りにくいので、体に不自由な家族のサイズにあわせた浴槽を選びましょう。

また浴槽のサイドには、腰掛けるスペースを確保します。
浴槽の縁の高さを座りやすい高さに設定し、その横に腰掛けるスペースを設けるとかなり入浴しやすくなります。
その腰掛けるスペースの広さや左右勝手は、障害のある家族の体にあわせて調整しましょう。
障害の場所や程度によって動作の左右の勝手が違ってくるので、より使いやすい方向に腰掛けられる広さを確保する必要があるのです。

水栓は操作が容易な機器を、適切な位置に設置していることを確認します。
これも手摺同様に、ショールームや工事現場で確認しながら位置を調整した方が上手くいきます。

浴室をユニバーサルデザイン・バリアフリーとするポイントは、障害を持つ家族が実際に出来る動作を確認し、できる動作で上手く入浴できることを確認することが大切です。
車椅子が必要なくらいの障害がある場合には、普段から付き合いのある福祉コンサルタント等の人たちに相談する事も大切でしょう。

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住まいづくり研究室                            2012年10月10日更新
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