メールマガジン こだわりの住まいを上手に創る 第0144号 の内容です。
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住まいづくり研究室 メール便
第0144号 2011年09月30日
住まいづくり研究室 http://www.ie-erabi.com
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住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■平面図・プランを読む
今回は平面図(プラン)を見るポイントを紹介しましょう。
住まいの実際の計画が始まると、最初に見るのは平面図です。
平面図・プランはアパートを借りる際や、
住宅のチラシなどでも良く見かける図面です。
住まいを屋根や2階を取り払った状態で、真上から見た形となります。
住まいの計画は、この平面図・プランを基本に進んでいくので、
しっかりしたチェックが必要です。
このチェックがポイントとはいえ、
プランを見て住宅を正しく理解するには ちょっとした経験が必要です。
そこで住まいの計画の初期にチェックするべきなのは、
必要な部屋の確認と、その部屋同士や廊下や玄関とのつながり方です。
そして一番大切なのが、設計者の説明をしっかり理解することです。
建築家に依頼すると、住まいのプランは千差万別となります。
そこで、住まいのプランのこだわりを聞くことになりますが、
その説明をしっかり聞いていないと、なかなか理解しにくいものです。
そして、しっかり聞いていても理解しにくい部分も多いはすなので、
分からない部分はどんなことでも、しっかり質問することが大切なのです。
この質問は、ちょっとでも疑問を感じたことなら何でもかまいません。
ここが好き、ここが嫌いといった感想でも構いません。
そうすれば、気になる部分を改善できるきっかけとなります。
また質問することで、住まいのプランに対する理解がより深まるのです。
この時に、どうしても話が合わないと思ったら、
他の建築家やハウスメーカーに依頼を変更することも考えましょう。
この段階ならば、さほどお金を無駄にすることなく、
新しい建築家やハウスメーカーに変更が可能です。
住まいの計画が進んでから建築家やハウスメーカーを変更すると、
それまでの作業に対して報酬を支払わなければなりません。
そこでどうしても話が合わないと感じたら、
早めに判断することが大切なのです。
また設計契約については、
プランを見て、話をしっかり聞いてから納得の上で行なうべきです。
また事前に行う必要がある重要事項説明についても、
内容をしっかりチェックして、理解しておきましょう。
初めのプラン無しに設計契約を急ぎたがる相手には、
注意が必要な場合もあります。
住まいの平面図・プランをチェックするポイントは、
じっくり話し合い、住まいの計画を正しく理解することです。
特に部屋の広さや廊下の幅などについては、実際にどの程度の広さなのか、
打ち合わせで使っている部屋と比べたりして確認しましょう。
また新しい住まいの計画の理解をすすめて、より良い計画とする為には、
質問や感想をはっきり設計者に伝えることが大切です。