住まいづくり研究室、タイトル画像

第0176号

こだわりの住まいを上手に創る

住まいづくり研究室


こだわりの住まいを上手に創る
バックナンバー集


住まいづくり研究室
メールマガジン



住宅新築のはじめに


住宅リフォームはじめに


家づくりの設計と現場


快適さと使いこなし


建物探訪のデザインや
アイデアを活用

テーマ別
住まいづくりのポイント


 

住まいづくり研究室では
一級建築士の管理人が
はじめての住宅取得する際
から上手に使いこなすまで
住宅つくりに役立つ情報を
豊富にわかりやすく紹介

建築家や工務店や
ハウスメーカー選びから
建材設備を選ぶポイント
メンテやインテリアまで
住まいの情報が満載です。

 

 

 

メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0176号  の内容です。

 

■■■■■□□□□−−こだわりの住まいを上手に創る−−□□□□■■■■

          住まいづくり研究室 メール便

                       第0176号 2013年10月01日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
     現在は、住まい関係のニュースをお伝えしています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■住まいのニュース 2013年10月01日

消費税が上がる前に住宅購入を考えている人も多いことでしょう。
新しく住まいを作る際には、
省エネ効果の高い住宅を考えることが主流となっています。

最近話題の省エネルギーの住まいを作るには、
幾つかのポイントを上手に組み合わせることが大切です。
そこで省エネルギーの最新トレンドの中でも、
本当に効果が高い内容について、いくつか紹介しましょう。


まずはじめに思いつくのが、太陽光発電です。
一旦設置してしまえば、壊れるまで発電してくれるので
住まいの省エネルギーにも大きく貢献します。

太陽光発電を選ぶポイントは、
発電量の確保と長い時間有効に発電できることです。
設置する住まいの屋根が小さめの場合は、
発電効率が高い製品を選ぶことで発電量を多くすることが出来ます。
日陰にならない屋根部分が十分大きい場合は、
朝夕でも効果的に発電できるタイプを選ぶことで、
1日の発電量を増やすことが出来ます。


同様に太陽を利用してお湯を作る、
太陽熱温水器やソーラーシステムも省エネルギー効果が高い設備です。
住まいの中でもお湯を作る際に必要とされるエネルギーは多く、
太陽熱を利用してお湯を作ることが可能な太陽熱温水器やソーラーシステムは
省エネルギー効果が高くなるのです。


住まいの外装部分の省エネルギーのポイントは、
通気を取ることと熱くなりにくい素材を使うことです。

断熱サッシや高性能断熱材を使うことが基本なのはいうまでもないのですが、
せっかく断熱性能が高い住まいとしても、
屋根や外壁が熱く(冷たく)なると、
室内も輻射熱で暑く(寒く)なってしまいます。
そこで屋根や外壁が熱く(冷たく)ならないことが大切なのです。

通気工法は柱や梁など住まいの強さを確保する為に重要な部分を腐らせない
という効果があるのですが、
外壁や屋根で暖められた空気を外部に排出することで、
夏の暑さを抑える効果も期待できます。

外壁の通気工法は現在の標準となっているほど一般化していますが、
屋根部分の通気工法はまだまだ少ないものです。
しかし外壁よりも屋根のほうが熱くなりやすく、
夏の省エネルギー効果を考えると屋根の通気工法の方が大切なのです。
ただ冬の寒さに対しては逆効果になることもあるので、
冬の間は通気出来なくする工夫も欲しいところです。


屋根には瓦などを、
外壁には表面の温度が変わりにくいサイディングや左官壁や土壁など
素材自体が熱く(冷たく)なりにくい素材を使うことがポイントです。
通気工法を採用しても、屋根表面や外壁表面が熱く(冷たく)なると
室内でも暑く(寒く)感じられることがあります。
それを防ぐ為に、素材自体が熱く(冷たく)なりにくい
屋根材や外壁材を使うことが大切なのです。


純粋に住まいの省エネルギーを考える場合、
蓄電池やHEMS機器は逆効果です。
蓄電池は蓄えて使うまでのロスや、作る際に必要な資源やエネルギー
を考えると、とても省エネルギーとは呼べません。
深夜電力の活用や非常時にも電気を使える点が利点なのです。

HEMS機器は、たくさん電気を使っている部分が分かることで、
節約意識を高める効果がポイントです。
しかしHEMS機器自体は電気を消費してしまうので、
電気を同じ時間使う状態では、余計な電気を使うことになってしまいます。
無駄に電気を使うことを節約しない限り、
省エネルギーとは逆の効果となってしまうのです。


省エネルギーな住まいを作るポイントは、
エネルギーを生み出してくれる設備を選ぶことと、
住まいの断熱性能を高めることです。

電気を蓄えたり余計な機器をつけると、無駄になる電気も増えてしまいます。
そこで電気を生み出す設備を設置することと、
電気の使用量自体を減らす住まいづくりが欠かせないのです。

こだわりの住まいを上手に創る 第0175号 こだわりの住まいを上手に創る バックナンバー集 こだわりの住まいを上手に創る 第0177号

ページトップ

住まいづくり研究室
住まいづくり研究室 アイコン    「住まいづくり研究室」へのリンクは自由です、連絡も必要ありません。

copyright 2013-2016 kazu All Rights Reserved