劇的!ビフォーアフター アフターアフターSPⅣ で出てきたアイデアをチェックしましょう。
まず1軒目は、2003年4月放送の子供の躾ができない家のアフターです。
8年近く経過しましたが、かなり綺麗に使われています。
しかし窓の外に古い障子を利用して作ったプランターが、傷んでなくなってしまっています。
やはり屋外に使用するには、室内用の建具は耐久性が不足していたようです。
花が好きなお母さんと娘さんにとっては、ちょっとさびしい状況です。
そこでプランター再生のリフォームが開始されました。
今回のプランターもちょっと変わった材料で作るようで、ブロックや合板と共にパイプの継ぎ手も出てきました。
ブルーシートや養生テープなどで汚れを防止して、作業の開始です。
まずは園芸用の支柱で格子を作りました。
斜め材で補強しているところが、強度を確保するポイントです。
アルミのダクトをつぶして塗装、目隠しとして利用しています。
加工のし易さと耐久性のよさがアルミのポイントですが、塗装はすぐに剥がれそうです。
パイプの継ぎ手にはプランターをはめ込んで使用、こちらも塗装しての利用となります。
大きなプランターには、花の向きをそろえて植えていきます。
大きなプランターは床に置いたブロックに乗せ、小さなプランターは園芸用の支柱の格子に引っ掛けて、新たなプランターの完成です。
以前のプランターよりも耐久性は向上したので、ある程度は長持ちしそうです。
もし一部が壊れても、自分たちで作ったので修理も可能でしょう。
2軒目は、2004年1月放送の継ぎ足された家のアフターです。
7年が経過して物が増えたものの、ほとんどリフォーム当時のまま使用されています。
3人の子供の成長に合わせて変化可能な家具を子供部屋に使っていたのですが、リフォーム当時のままの状態で使用されていました。
そこで成長に合わせた家具の配置への変更が、今回のリフォーム?ポイントとなります。
子供部屋のベッドと机と収納を組み替えて、3人分が個室的な空間となりました。
さらに机の前に照明や格子の飾り棚やベッドの下に収納スペースを追加して、より使いやすくバージョンアップです。
元々住まいに備わっていた機能ですが、何かのきっかけがないと、移動させたりはしないものですね。
特に物が一杯になると、移動させようという気持ちがなくなりやすいものです。
3軒目は、2007年4月放送の犬が占領する家のアフターです。
4年も経っていませんが、ペットが新しく増えています。
孫が出来た上に犬が元気すぎるようで、小さなカゴの中で飼っている状態です。
角材と柵を組み合わせて、ひとつの大きな犬小屋を作りました。
中が広いので、犬がたくさん入っても平気です。
さらに玄関部分まで犬小屋を広げることが出来るので、普段はさらに広い犬小屋として使えます。
劇的!ビフォーアフター アフターアフターSPⅣ は、しっかり考えられた住まいは、ちょっと手を加えるだけで新鮮に使えることが分かる内容でした。
特に2軒目はコストもかからず、動かす手間だけで新しい子供部屋になり、ちょっと照明や棚を追加することで、さらに使いやすさもプラスされました。
1軒目や3軒目についても予想された範囲での改修といっても良いいようで、ちょっとした予算で見事にリフレッシュされました。
元々あった機能を取り戻す為のリフォームは、さほどコストが掛からないことも多いのです。
アフターアフターでは毎回感じるのですが、やはり住まいには時々手を加えてやることが大切なものです。
それを時々思い出させてくれる点で、今住んでいるあなたの住まいにも手を加えるきっかけともなりえるスペシャルだったといえそうです。