晴れの日にたくさんのエネルギーを与えてくれる太陽を効果的に取り入れて有効利用すれば、住まいで使うエネルギーを減らすことが出来るエコロジーな住宅を作ることが出来ます。
光熱費を減らすことにもつながる、太陽利用のエコ住宅を作るポイントをチェックしましょう。
住まいで太陽を活用するためには、一番に思いつくのは太陽光発電でしょう。
設置するだけで明るい時間は発電してくれるので、電気代を減らせると共に、余った電気を売電することで電気代がプラスとなり収入となる可能性のあるシステムなのです。
太陽を利用する設備としては、太陽熱を利用してお湯を作る太陽熱温水器やソーラーシステムもあります。
頻繁に利用するお湯を作ることが出来るので、お湯を沸かす光熱費を減らすことにもつながります。
またお湯がたくさん作れれば、温水を使った床暖房にも活用できます。
建物全体で太陽熱を取り入れて、暖房として利用する場合もあります。
ＯＭソーラーやそよ風などの暖房用ソーラーシステムは、太陽熱で空気を暖め、その熱を蓄えて暖房に活用します。
もっと手軽な太陽熱の暖房としての活用は、サンルームでしょう。
太陽熱を住まいに取り入れることで、効果的な暖房となります。
太陽を利用するシステムは、晴れた日ざしのある日に最大の効果を発揮します。
曇りの日には効果が薄くなり、雨や雪の日にはまったく効果が無い場合もあります。
天気によって効果が大きく変わってしまうので、設置する地域によってはかけた費用ほどの効果が得られない場合もあります。
設計者などの専門家と、しっかり相談した上で採用するべきなのです。
では太陽利用のエコ住宅を実現する、いくつかの方法について、実際にどんなポイントがあるのか見ていきましょう。
