劇的!ビフォーアフター 物件140 玄関扉が2つ並ぶ家 に採用されているアイデアをチェックしましょう。
今回は珍しくマンションのリフォームです。
スペース的には広さがあるものの、2つのマンションを繋げているという複雑な作りです。
さらに予算が少なめなので、節約・ローコストリフォームのポイントもチェックしましょう。
マンションだけに、仕上げを取り払ってしまうと、スッキリします。
ユニットバスを30cmだけずらして再利用というのは、ローコスト化のポイントですね。
置き床の遮音性は、床下スペースの共振・共鳴を無くすことがポイントとなります。
今回のリフォームでは、それほど大きな効果はなさそうですが、普通の床の作りよりは改善できるでしょう。
コンクリートに色を塗って仕上とすることも、ローコスト化には大きな効果があります。
ただ上の階の騒音も聞こえやすくなるので、上の住人次第という点には注意が必要でしょう。
床材に無垢の木材を使い家族で塗装することは、作業する場所の確保や塗装した木材を保存する場所を考えると、実はコストにはそれほど影響はありません。
無塗装の床を貼り終ってからワックスをかければ、それほど費用はかかりません。
家族みんなで住まいを作る、という意識を持つことの方が大切なのです。
もちろん番組の目玉としての部分も意識しているのでしょうね。
水廻り以外をワンルームとして、家具式のキッチンや収納を設置しています。
その家具で部屋を仕切るというアイデアです。
持っていた食器棚を、その家具にはめ込むというアイデアも、いいポイントといえるでしょう。
扉にはコストがかかるのです。
その家具の上に蛍光灯を置いて、間接照明に活用するところも上手い活用法です。
収納・間仕切・照明の3つの機能を持つ家具で、部屋を区切るアイデアは秀逸といえます。
手を加えられない玄関の内側に、マグネットで仕上を貼り付けるところもナイスアイデアといえます。
断熱のために断熱材を貼り付けるアイデアも、作りの弱さはともかく、面白いアイデアといえるでしょう。
2つの玄関扉を、勝手口と玄関に振り分けたところもポイントです。
ただ勝手口のアルミの板は、コストを考えると、ちょっとやりすぎかもしれません。
また郵便受けの上のボックスは、断熱を考えると効果的なのですが、使いにくそうな印象もあります。
玄関廻りは扉がない下足箱やフックなど、ローコストで効果的な収納を設置してあります。
下手に扉で隠すよりも、好感が持てる玄関に仕上がるのです。
大型のテーブルは、座卓とテーブルの両方に使える作りです。
ただサイズが大きいだけに、変化させる際には人手が必要で怪我に注意が必要でしょう。
部屋の間の出入スペースを机にするアイデアは、ちょっとやりすぎでしょう。
何しろ机を使っていたら、出入が出来なくなります。
ベランダも、ウッドデッキや格子を取付けると、雰囲気が一変します。
ただマンションのベランダは避難通路となる場合が多いので、人が通れるスペースを確保しておくことが大切です。
今回のマンションリフォームから節約リフォームには、シンプルな作りで同じ材料を集中的に使うことがポイントといえるようです。
比較的ローコストでいい材料を探せれば、後は上手い使いこなしで活用することで、リフォームにかかるコストを抑えることが可能です。
また使える部分は出来るだけ再利用することも、コストを抑えるポイントです。
新築でも今使っている家具などを活用すれば、その分だけコストを抑えることが可能なのです。