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ローコスト住宅のために、設備機器の選び方にはどんなことに注意すればいいのでしょうか。

まず考えることは、余計な機能をつけないことです。
最新の設備機器にはいろいろ便利な機能が付いていますが、冷静に考えるとさほど重要ではない機能も多いものです。
その機能が付いているために設備機器の価格が高くなることが多いので、過剰な機能を見極めることがローコスト住宅作りには欠かせないのです。


水廻りではシステムバスや洗面器や便器などについては、一流メーカーの製品であれば入門ランクの製品でも必要な機能は備えています。
どうしても欲しい機能は別ですが、そんな入門ランクの安価な設備製品を選ぶことでもローコスト住宅となるのです。

キッチン廻りでは、メーカーも多いので千差万別です。
そこでコストパフォーマンスが高いキッチンメーカーを選ぶことが、一番のポイントです。
良いメーカーを見つければ、かなりしっかりした作りのリーズナブルなキッチンを見つけることが出来ます。

キッチン選びにおいても、必要な機能を見極めることが大切です。
特にキッチンは大きさや形だけでなく、収納やコンロ、換気扇や食器洗い機等いろいろとパーツを追加できるので、ついついコストが上昇してしまいがちです。
ですが通常は基本のままでも十分な使いやすさを備えているので、追加の機能やパーツは特に必要は無いのです。


エアコンに関しては、機器の容量とコストを比較することが大切です。
電気代まで考えると、エアコンは効率が高い製品を選ぶべきです。
多少高いエアコンでも、効率が高い製品なら電気代を節約できます。
逆に効率がほとんど変わらなければ、安い製品が有利です。

ただエアコンを選ぶ際には、ちょっとした注意が必要です。
エアコンのドライ機能は、除湿とドライモードでは、働きが大きく異なります。
梅雨時期の湿気を取り除くには、除湿機能を持っていることが必要です。
ドライモードは室温によっては除湿できない場合もあるので、冷房を入れることにもなりやすいのです。

また大きな部屋のための大きなエアコンは、価格が高くなることも多くなります。
そんなときには、小ぶりなエアコン2台に分けた場合とのコストを比較してみましょう。
安い小さなエアコンを2台付ける方が、大きな1台のエアコンよりも安くなることが少なくないのです。
エアコンの設置場所が2箇所になる弱点はありますが、風が2箇所から来るので上手く対流させることが出来る場合もあります。

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住まいづくり研究室                                2012年9月7日更新
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