インテリアによる部屋作り 照明2
 
 
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照明器具の光の出方(配光)は、直接配光と間接配光に分けられます。
直接配光は器具から直接光が向かってくる明かりで、照明の効率は高い(省エネルギー)という特徴があります。
しかし、まぶしさを感じたり、部屋のコーナーや天井面が暗くなったりしやすい点には、注意が必要となります。

間接配光は、器具から出た光が 壁や天井で反射されてくる明かりで、照明効率は低いのですが、均一な光で、まぶしさを感じにくい照明となります。
ほとんどの照明器具は直接配光が主で、一部に間接配光も併用した器具があります。
間接配光の照明を作るには、部屋の壁や天井の作り方に工夫が必要となります。


明るい部分は広く見えるので、広く見せたい面を明るくすることが、照明計画の基本となります。
天井を高く見せたい場合は天井面を明るく、壁を広く見せたい場合は壁面を明るくしましょう。

開放的に魅せる場合は天井と壁を明るく、落ち着いた感じにする場合は天井を暗くします。
明るさは、壁の色も大きく関係するので、広く見せたい部分を明るい色にしておくことも大切です。


照明器具には、色温度と呼ばれる光の色味があります。
昼光色の蛍光灯は、昼間の活動的な時間の光に近く、爽やかな光となります。
電球色の蛍光灯は、夕方の穏やかさを感じさせる光となります。
昼白色の蛍光灯は、その中間的な光です。

昼光色はより明るく、電球色は少し暗めな位の明るさとすることが、照明の上手な使い方となります。
昼光色で暗いと陰気に感じ、電球色で明るいと暑苦しさを感じるので注意しましょう。

電球色の蛍光灯より、実際の白熱電球の方が、よりぬくもりのある光になります。
蛍光灯は光の波長に幅が少ない為、幅広い光の波長を発する白熱電球のほうが、自然に近い安心感があるのかもしれません。
白熱電球は2012年までに生産が終了します。
これ以降に電球が切れた場合は、電球型の蛍光ランプか、クリプトンランプなどを使用しましょう。

蛍光灯と白熱電球では、蛍光灯の方が電気代が1/4程度になり、寿命も数倍長いので経済的です。
しかし、点滅を繰り返したり、調光器(明るさを無段階に調整する装置)を使う場所には、あまり向いていません。
また、白熱電球の寿命については、調光器で少し明るさを落とすと 相当に寿命が延びます。
そして色の再現性がいいので、料理をおいしく見せる効果や絵画を綺麗に見せる効果もあります。
ですから、白熱電球を効果的に使えるのは、食堂や洗面化粧台や物を魅せるための照明です。
廊下やトイレについては、点滅の多少や使用時間によって使い分けましょう。

最近のLED照明は、使用法としては白熱電灯に近いのですが、光の色みは蛍光灯に近くなります。
蛍光灯より寿命が長いのですが、機器のコストが高い点が欠点です。
また、LED照明は、発光効率(省エネルギー効果)では、蛍光灯とほぼ同じです。

器具の明るさの目安は、器具を使用する部屋の広さに対応した適用畳数を基本にしましょう。
同じ電球でも器具のつくりよって、実際の明るさにかなり差があるので、同じワット数でも明るさが大きく異なることもあります。
そこで、器具に明記してある適用畳数を優先して照明機器を選びましょう。
(一般的な目安は、円形蛍光灯では、4.5畳は32W+30W、6畳は40W+30W、8畳は40W+32W+30W程度です)

高齢者の部屋や天井が高い部屋、内装の色が濃い部屋などでは、ワンランク明るい照明を選びましょう。
勉強や裁縫などを行う場合は、スタンドを追加して、手元をより明るくすると、部屋全体の照明は 多少暗めでも構いません。


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住まいづくり研究室                            2009年3月4日更新




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