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建物の外形の吉凶について考えてみましょう。

吉相
長方形は極端に長く無ければ吉です。変形は以下の通りです。
外形吉
外形吉2

これについては、特に異論は感じられません。


小吉
外形小吉

これが吉相と、どの程度違うのか判らない内容といえそうです。
鬼門と裏鬼門方向が変形しているからだと思われますが、住まいの快適さにおいて合理的理由が私には見つかりません。

凶相
正方形は住宅の場合凶です。
外形凶
外形凶2
外形凶3

これについても、吉相とどの程度違うのか判りません。

正方形が凶なのは、住宅の頂点の防水処理が難しいことと、神社の塔=神の居所に通じる形からではないかと思われます。

家相としては、基本的に引っ込みを嫌うことと、鬼門方向の変形を嫌うことでしょう。
家にデコボコを作ると屋根の雨仕舞が悪くなる(雨漏りしやすくなる)ことから、四角を基本としたいのは理解できます。
とくに引っ込んだ形状になると屋根に谷が出来るので、昔の作り方では雨漏りしやすくなったことは容易に想像できます。
つまり引っ込みを凶とするのは、雨漏りしやすくなる形を戒める目的ではないかと感じられるのです。

出っ張り部分は下屋として作れるので雨漏りの心配は少なくなりますが、方向で吉凶が違うのは鬼門に対する迷信的部分が感じられます。


屋根の形の吉凶や3階以上が凶というのは、ほとんどが構造上の安定と雨漏りを問題にしているような内容ですから、現在の住宅においてはあまり問題はないでしょう。
必要以上に複雑な屋根の形を作らない為の戒め、としての意味としては正しい内容ともいえそうです。

変に屋根の形状を意識するよりも、住宅内部の快適さを重視した形とするほうが結果的に健康に暮らせるのではないでしょうか。
住まいの出っ張りや引っ込み部分は、換気や採光の面では有利になる場合も少なくありません。

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住まいづくり研究室                                      2012年10月14日更新
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