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ツーバイフォー住宅のつくり方

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ツーバイフォー住宅の作り方の基本は、枠組壁工法の仕様書スパン表にある作り方をすることです。
特に根太やたるきの材料については、スパン表に表記された作り方に従えば構造計算を必要としないので非常に便利です。
構造材料がそのまま仕上の下地となるので、材料の無駄が無いという点でも非常に合理的なつくりの工法なのです。
スパン表に無いつくりをする場合には構造計算が必要となるので、変わった形を作る場合にも構造計算による裏づけが出来るという安心感があります。

しかし仕様に従うと耐力壁(一定量の長さがある壁のこと)に囲まれた部分の面積に制限があったり、スパン表や仕様書の作り方に制限されます。
住宅の自由な計画の為には、仕様書やスパン表が障害となる場合もあるのです、

また構造材の接合を釘や金物のみで構成しているので、釘や金物がさびると強度が極端に落ちてしまう点も不安要素となります。
特に構造材の湿気が逃げにくい作りとなるので、結露などで一旦濡れた状態になると釘や金物やその廻りの木材の腐食が進みやすくなってしまいます。
ですから一般的なつくりのツーバイフォー住宅は、雨が多い湿気が多い地域にはあまり向かない工法とも言えます。

外壁面の構造用合板を透湿性の高い材料に変更した上で外壁通気工法を採用することが、ツーバイフォー工法の住宅を長持ちさせるポイントといえます。
(在来木造工法でも合板や石膏ボードで覆ってしまうと同じような状態になってしまいますが、隙間の多さが大きく異なるのです。)
さらに錆に強い釘や金物を採用することで、ツーバイフォー工法の住宅でも高温多湿な日本で長持ちさせることが出来るのです。


以下に参考となる本を紹介します。(専門家向きの資料です)

枠組壁工法のスパン表


枠組壁工法の仕様書(住宅金融支援機構)
(この仕様書はフラット35を利用する場合には、確認通知書に添付される事も多い仕様書です。)

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住まいづくり研究室                            2012年10月4日更新
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