洗える天井埋込換気扇は、これまで難しかった天井埋込タイプの換気扇でも簡単に羽を取り外して掃除できる点が大きな特徴です。
壁付換気扇と同じように羽を取り外しての掃除が出来るので、羽が汚れやすいような部屋にも天井換気扇を使いやすくなりました。
メーカー(National)公表の特徴は
今までの天井埋込換気扇は、天井から外してお掃除できるのはルーバーだけ。
羽根は天井の本体についたままなので、お掃除がしにくく、お掃除性に対するご不満の声が高かったのです。
しかし、これからはワンタッチで羽根も本体から外して、水洗いもできるようになりました。
換気扇が汚れると、
1.換気風量の低下
2.運転騒音の拡大
3.ホコリが落ちる
4.製品寿命の低下
の原因となります。
お掃除後は風量が約16%アップ、騒音は約6db低減します。
DCモータータイプは従来のACモータータイプに比べて電気的損失が少なく、風量一定制御により出力最適化されています。
実使用時の消費電力は30〜50%の低減、年間約1,700円の経済効果があります。
実使用時に耳ざわりな騒音を最大3dB低減しました。
DCモーターは「低消費電力化による発熱量の低減」と「モーター全体を難燃性樹脂材料で覆う構造」なので業界初の5年間保証を実現。
以上が概要です。
天井埋込換気扇で羽の掃除が簡単になったのは画期的といえます。
しかも、多くの換気扇がこのタイプに切り替わっているので、コストアップもほとんど無しです。
この点は手放しで評価できるポイントといえるでしょう。
また、DCモータータイプは、モーター部分の省電力化によって消費電力が少なくなっている上に、5年保証がついている点も特筆できます。
ただし、このDCモータータイプの製品は、現時点では種類が少ない点が弱点といえそうです。
本当に環境を考える場合は、この省電力タイプの普及(コストダウンなど)が待たれる状況といえるでしょう。
(整流器や回転数のコントローラーが必要なので、簡単ではなさそうですが)
この洗える天井埋込換気扇は、ほこりの付着による換気扇の効率の低下や消費電力の増大を防ぐことが出来る点が評価が出来ます。
さらなる省電力の為にDCモータータイプが製品化されたことも、大きなポイントといえそうです。
この新製品には、ほとんど欠点が見当たらないので、安心して勧められる製品といえます。
製品例:FY-24JD7他(松下電工)