|
鉄筋コンクリート住宅のつくり方 外壁部分 |
|||||
|
ホーム サイトマップ 更新履歴new |
|||||
鉄筋コンクリート(RC造)住宅の外壁部分は、断熱の場所と仕上の下地がポイントになります。 断熱には外断熱と内断熱があり、仕上の下地には打放し、直吹付、モルタル下地、胴縁下地があります。 それぞれに長所と短所がありますから、適切な下地を使うことが大切です。 ![]() 外断熱工法は、その名前の通り外部に断熱材を配置する工法です。 コンクリートの外壁側にスタイロフォームなどと呼ばれる板状の断熱材やグラスウールのような断熱材わた状の断熱材を配置します。 外壁仕上の為の下地が必要になりますから、外壁で胴縁を使用する場合以外には余計な材料が追加で必要になります。 外部で熱を遮断できるので、断熱性能が高くなりますが、工事費が多少高くなります。 内断熱工法も、その名の通り内部に断熱材を配置する工法です。 外壁はコンクリートを下地に出来るので、外断熱工法より安価に出来ます。 しかし、断熱性能は外断熱より劣ります。 コンクリートは熱を蓄えるという特徴があります。 外断熱工法であれば、外気の暑さや寒さを外側で遮断できるので、コンクリートの蓄熱作用で室内の温度が安定します。 しかし、内断熱工法の場合、外気の暑さや寒さをコンクリートが蓄えてしまうので、夏 夜になっても暑かったり、冬 昼になっても温度が上がりにくいなど、外部の温度変化による室内への影響が大きくなるので あまりお勧めできません。 (内側に断熱材があっても輻射熱はあまり遮ることが出来ないので、室温以上に暑さや寒さを感じることになります) せっかく鉄筋コンクリートで住宅を作るなら、外断熱工法を採用するべきでしょう。 では、外壁の仕上と下地を見ていきましょう。 打放し仕上は、コンクリートを直に見せる仕上で、外部に撥水剤と呼ばれる水をはじく材料を塗って汚れにくくします。 コンクリートが綺麗にならなかった部分は補修します。 コンクリートにはひび割れが発生するので、目地と呼ばれる溝を入れ弱い部分とすることで、この部分にひび割れを集中させて他の部分がひび割れないように配慮します。 目地にはコーキングと呼ばれる柔らかい材料を充填します。 コンクリートを直接意識させる力強い仕上になりますが、断熱が難しい点と、撥水剤を数年後とに塗り直さなければいけない点に注意が必要です。 ![]() 直吹付け仕上は、コンクリートにリシンや吹付タイルと呼ばれる吹付け仕上材(サイディングの仕上にも用いられるものです)を直接吹き付けて仕上とします。 コンクリート部分のひび割れが仕上面に出る可能性があるため、弾力性がある仕上を行う必要があります。 また、タイル用接着剤でタイルをコンクリートに直接貼る仕上もありますが、コンクリートのひび割れによってタイルが割れてしまうこともあるため、目地をきちんと取ることが大切です。 モルタル下地はタイル仕上や石仕上に用いられ、さらに漆喰仕上のような左官仕上にも用いられます。 また、吹付け仕上を行う場合もあります。 仕上材がコンクリートを保護してくれるので、耐久性が極めて高くなりますが、仕上のコストも高くなります。 胴縁下地はサイディング仕上や金属板仕上を行う場合、そして外断熱を行う場合に使用します。 胴縁には木レンガと呼ばれる腐れにくい硬い木を使う場合と金属製の胴縁を使う場合があります。 モルタル下地以上に、コンクリートのひび割れが仕上に影響を与えにくい工法ですが、胴縁の耐久性で仕上の耐久性が決まってしまうという面も持ち合わせています。 外壁でのポイントは外断熱と仕上の耐久性です。 コンクリート自体の断熱性は、断熱材と比較すると性能が低いので、断熱材が必要になります。 内外ともコンクリート打放しとする場合、室内の温度変化が大きくなることを覚悟しておきましょう。 仕上は建物の耐久性の為には重要なポイントです。 コンクリートは外気に触れていると中性化と呼ばれる現象で、表面から徐々に脆くなっていきます。 それを防ぐにはコンクリートの表面を保護する必要があります。 直張りや撥水剤は保護する効果が少ないので、下地を作って仕上を行うことがポイントになるのです。 鉄筋コンクリート住宅のつくり方へ ページトップへ ホームへ ©2007kazu All righit reserved |
鉄筋コンクリート住宅の つくり方 構造の種類 基礎部分 床部分 外壁部分 内壁部分 天井部分 屋根部分 住宅新築のはじめに 住宅リフォームのはじめに 家づくりの設計と現場 住宅の快適さと使いこなし |
||||