最新のユニバーサルデザイン対応のキッチンは、様々な部分にアイデア満載ですが、使いやすさと耐久性それにコストとのバランスが大きなポイントになります。
電動や手動で昇降する収納部分や電動の水きり棚、座れるワゴン式収納など、各部分が動くことで使いやすさを追求しています。
可動部分が多いほど、故障などのトラブルの原因が多くなるという点も頭に入れておきましょう。
また、可動部分の隙間にゴミが入りやすく、ゴミたまりや故障の原因になることもあります。
過剰な可動部分の設置は避けるべきでしょう。
足元収納をステップとして利用し、子供のお手伝いのしやすさを提供しています。
これは便利ではありますが、高さの調整が出来ないので、対応できる背の高さに制限があります。
高いところのものを取る際にも便利とありますが、大人が乗るには強度が不安な場合もありそうです。
シンクやヒーターなどを、隙間を無くすことで掃除をしやすくしているのもポイントです。
さらにレンジフードが電動で昇降するので、掃除も簡単になります。
隙間を無くすことはポイントが高いと言えるでしょう。
電動のレンジフードはやりすぎかもしれません。
たまにしか動かさない可動部分は、故障しやすいのです。
地震時の収納物の落下を防ぐ、耐震ロック機構を標準装備しています。
キッチンに収納されるものは、落下すると割れて危険になるものも多いので、有効な機能といえるでしょう。
やはり、キッチン関係では様々な機能が生まれては消えて(?)いるようです。
中でも電動部分は、動作に時間が掛かる(下りてくるのを待つよりステップを取り出した方が速い)場合も多く、故障の可能性も考えると必要最小限に抑えるべきでしょう。
また、収納式ステップなどは、別のものでも代用が出来ますし、本当に必要なサイズを選ぶことが出来るほうが より使い易いともいえるのです。
隙間がないシンクやレンジは非常に便利と言えます。
掃除のしやすさのみならず、汚れが溜まりにくいので衛生的ともいえるのです。
耐震ロック機構も、非常時を考えると有効な機能です。
特に高い位置から物が落ちると物や床の被害が大きくなってしまいますし、怪我の原因にもなります。
それを防ぐには、優れた機能といえるでしょう。
製品例:FiTi
(注 各社で独自のユニバーサルデザインのキッチンを発売していますが、機能や仕様は千差万別です)