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住まいのリフォームの中でも、最も身近に行われるのが内装のリフォームです。
床の畳換えからクロスの張り替えなど、汚れたり傷んだりした際に最も目立ち気になる場所なので、リフォームの対象にもなりやすいのです。
実際にどんなリフォームを行なうのか、内容を見ていきましょう。

まずはに関するリフォームです。
畳の場合は畳表が傷んでくるので、定期的に交換する必要があります。
畳表だけを換える場合と畳全体を交換する場合があり、畳がある部屋では必須といえるリフォームとなります。
交換自体は簡単な作業で比較的工事費も少ないので、リフォーム工事自体は行ないやすいのですがリフォームのサイクルが短いのが弱点といえそうです。

フローリングになると、板のつくりによってリフォームの内容がかなり変わります。
合板の表面に薄い仕上板を貼ったフローリング床材の場合には、表面の仕上板の剥れがリフォームのきっかけになりやすいものです。
無垢板の場合は、そりや軋みが生じた場合にリフォームの対象になる場合と物を落としたりして床を破損した場合にリフォームの対象となりそうです。
逆にトラブルが生じなければ、ワックスがけなどのメンテナンスを定期的に行なうだけでリフォームの間隔は相当長い期間あいても大丈夫です。

じゅうたん・カーペットの場合、じゅうたんやカーペット自体の傷みによる場合と汚れがひどくリフォームが必要となる場合があります。
高級なじゅうたんやカーペットの方が耐久性が高く傷みにくい傾向がありますから、リフォーム周期を長くしたい場合にはワンランク上のじゅうたんやカーペットを使用するべきでしょう。


壁や天井のリフォームについては、通常の使用では傷みが気になる為にリフォームが必要となるよりも、汚れが気になる為にリフォームを行うことも多くなります。
喫煙による汚れや子供の落書きやいたずらなどによって、リフォーム周期が短くなる場合もあります。
このような汚れに関しては目立ちにくい色の材料を使用するか、いたずらしても消しやすい壁仕上を選ぶなどの対策も必要となるでしょう。
クロスや板などの壁材に塗るだけでリフォームが出来る塗料も市販されています。
子供のいたずらがひどい場合は、子供と一緒に日曜大工を行うといたずらが減るかもしれません。

クロスが頻繁に剥れる場合は、下地に湿気が溜まっていないかどうか確認しましょう。
結露などによってクロスの下地に湿気がたまるとクロスが剥れやすくなりますから、結露対策のリフォームも必要となります。
全体的に剥れてきたら接着剤の劣化が考えられますから、クロス張り替えのリフォームが必要となります。

塗り壁の場合、壁の材料が軽く触れただけでポロポロ落ちるようになったらリフォームのタイミングです。
落ちるのを防ぐスプレーなども市販されていますが、一時しのぎに過ぎません。
放って置くとひどくなるので、すみやかにリフォームを行なうべきでしょう。

合板の場合、表面の仕上材が剥れ始めたらリフォームが必要になります。
剥れた板材が手に刺さったりすることもあるので、剥れが見られたら削って怪我を防ぎ、出来るだけ早くリフォームを行ないましょう。


内装のリフォームは、汚れが原因になる場合と材料の傷みが原因となる場合の二つが主な原因となります。
汚れの場合は住んでいるあなたや家族が気になるかどうかという主観が大きな要因となるので、リフォーム周期は予測しにくくなります。
材料に傷みについては、傷み易い材料と傷みにくい材料ではリフォームの頻度が大きく違ってきます。
また椅子の足やキャスターなど、室内で使用する家具によっても傷む早さが違ってきます。
そこで住まいの耐久性や今後の使用期間も考慮に入れた、無駄の少ないリフォームを考えるべきでしょう。
(リフォーム後に長期間そのまま住み続けたい場合は長持ちする材料でリフォームし、リフォーム後はそれほど長くは住まないことが想定される場合はローコストのリフォームを重視するべきです)

また雨漏りや結露など、他の部分のトラブルが原因で内装のリフォームが必要となる場合もあります。
その場合はトラブルの原因をリフォームした上で内装をリフォームしないと、せっかく行った内装のリフォーム部分がすぐに傷んでしまいます。
原因を直すことが、より大切なのです。

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住まいづくり研究室                            2012年9月15日更新
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