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住まいのリフォームとしては、キッチンや洗面器や便器などの設備に関するリフォームも良く行なわれます。
設備の場合は、機器の耐用年数が他の住まいの部分より短いことで必要となる場合や、IHヒーターや食洗器など新しい機能を住まいに追加するためにリフォームを行なうことなどがあります。
実際にどんなリフォームを行なうのか、内容を見ていきましょう。


キッチン廻りでは、機器の傷みについては収納部分の仕上が剥れたり、シンクや取っ手などの錆が酷くなったことによるリフォームが多くなります。
コンロや換気扇の故障もあり、水と電気を両方使っているので住まいの中でも傷みやすい部分なのです。

またIHヒーターや食洗器や浄水器など、新しい機能を使うためのリフォームや、アイランド型や対面式のキッチンに交換するなど、新しい住まいの形に対応させるリフォームも良く行なわれます。
IHヒーターを設置する場合、200V電源も必要となります。
(100Vで使用できる機器もありますが、熱量が小さくブレーカーにも負担をかけるので200Vに交換するべきです。)
リフォームの際には内装部分も傷んでいることが多いので、内装のリフォームと同時に行なうことも多くなります。
特にキッチンの大きさや形を変更する場合には、内装のリフォームは必須になります。
キッチン交換のリフォームにはかなりのコストがかかる場合もあるので、必要な機能やグレードを見極めることでリフォーム費用をコントロールしましょう。


洗面所廻りでは、機器の傷みによるリフォームと朝シャンの為のシャワー水栓へのリフォームなどが多くなります。
機器の傷みについては、収納部分の仕上の傷みやカウンター廻りの傷みから、洗面器自体の傷みまでいろいろな部分が考えられます。
シャワー水栓への変更については、既存の洗面台には取り付けられないことも多いので洗面器全体のリフォームとなります。
大抵の場合は周囲の仕上材も傷んでいることが多いので、内装のリフォームを同時に行うことも多くなります。


浴室廻りでは、水栓のトラブルや浴槽自体の傷み、給湯方式の変更や換気扇のトラブルなどがリフォームの原因となります。
パーツの修理で済む場合は比較的簡単なのですが、浴室全体をリフォームする場合はかなり大掛かりとなります。
そこで最近では既存の浴室の機器や仕上を全て取り払って、システムバスやユニットバスを設置するリフォームが主流です。
防水性能が高く設置の期間が短くて済むので、浴室のリフォームとしては最適なのです。
また、浴室から漏れる湿気が他の部屋や柱梁など木材に悪影響を与えている場合の対策としても有効です。


トイレ廻りでは、和式便器を洋式便器に交換するリフォームとウォシュレット機能の追加がリフォームのポイントとなりそうです。
和式便器を洋式便器の交換する場合は床の穴埋めや段差をなくしたりするリフォームも必須となり、かなりの手間とコストがかかります。

ウォシュレット機能を追加したい場合は、便器自体を交換する方法と便座のみを交換する方法があります。
せっかくリフォームするのであれば、便器自体を交換するべきでしょう。
最近の便器は節水型になっているので使用する水の量が少なくて済み、さらに流れる水の音も小さくなっています。
一般タイプの便器自体の価格は意外に安価なので、数年使用すれば節水した水道代で元が取れます。


他に設備関係のリフォームとしては、吹き抜けの天井に天井扇を付けるリフォームや、給湯器自体のリフォームやテレビ付インターホンの設置、エアコンのための200V電源設置のリフォーム、さらには24時間換気扇の設置や火災警報器の設置など、最近の新しい機器や機能を現在の住まいに取り入れるための様々なリフォームが考えられます。

確かに新しい機能は便利な部分もありますが、必要以上の機能も多いものです。
新しい機能を設置するリフォームを行う場合には、本当に必要な機能を見極める事が大切です。
ほとんど使わない機能にコストをかけるよりも、他の部分にコストをかけるほうが効果的なリフォームとなるのです。

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住まいづくり研究室                            2012年9月15日更新
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