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床部分のリフォームについては、定期的なメンテナンスが前提の畳と普段は交換を考えないフローリングとでは、リフォームの周期や手間が相当違ってきます。
他にも床材には、いくつかの種類があります。
床に使用している材料次第で、リフォームの間隔もまったく違ってくるのです。



畳のリフォームの場合、畳表のみを換える場合と畳自体を入れ替える場合があります。
畳本体がしっかりしていれば畳表の交換のみで済むのでリフォーム費用は抑えられますが、畳自体を交換する場合は畳の撤去費用も生じます。
畳だけをリフォームする場合は、一般的には畳屋さんに直接依頼したほうが、リフォーム業者に依頼するより安くリフォームできます。

また畳の下の荒板や大引や根太などが傷んでいる場合には、その下地をリフォームしなければなりません。
下地が傷んでいる場合には、上に人が乗ると変にたわむ感覚があるので発見できる場合も有ります。
畳屋さんでは下地の補修までは行わないので、リフォーム業者や大工さんに依頼することになります。
下地が傷んでいる場合は床下に原因がある場合もあるので、傷んだ原因もしっかり確認しましょう。


フローリング
フローリング床の中でも、無垢材の場合と合板フローリングの場合では傷み方が大きく異なります。

無垢材のフローリングでは、傷や床鳴りなど使用上は大きな問題がないのですが使っていて気になるという点でリフォームとなる場合がほとんどです。
また床の下地の腐れや傷みによって、床鳴りや床のたわみが生じることもあります。

ちょっとした傷なら、補修を行なえば気にならなくなります。
床鳴りがする場合は、床下地の傷みなのか床板の変形によるものなのかを判断する必要があります。
床下地が傷んでいる場合は床がたわむ感覚を感じる場合が多く、床板の変形による場合はしっかりした床の感覚のまま音だけが鳴る状態となります。

床板の変形による床鳴りの場合、今使用している床板を再利用してリフォームする方法と床板自体を交換する方法があります。
床板に良い材料を使用してある場合は再利用した方が良い床材が無駄にならずに済みますが、あまり上質ではない材料の場合は交換したほうが安く付く場合もあります。

床下地が傷んでいる場合には床下地のリフォームが必要となりますが、床板を再利用するかどうかも考える必要があるでしょう。
床板に変形や傷みがあれば交換が必要ですが、傷みなどがなければ再利用する方法もあります。

合板フローリングの場合は、表面の板の傷みや剥がれによってリフォームが必要となるケースが多くなります。
表面に貼ってある突き板は、長い時間が経ったりキャスター付椅子を使用すると剥がれやすくなります。
突き板下の合板が見えて段差も出来ますから、床板の交換が必要なのです。
そのまま使っていると剥げた突き板が足に刺さったりするので、かなり問題となります。

下地が傷んでいる場合や床鳴りがする場合は、無垢板フローリングの場合と同様のリフォームが必要です。


タイル
タイルの場合は、割れが問題になる場合と磨耗によって滑りやすく危険になった為に交換が必要になる場合があります。
また目地部分も傷みやすいので、定期的なメンテナンスが望ましい部分です。

タイル自体の不都合が生じたら、タイルを交換する事が基本になります。

最近では短時間で乾燥するような機能的タイルも出てきているので、そのようなタイルを現状の上に載せる方法もありますが、メンテナンスが行ないにくくなるので一長一短です。
また割れ部分からの水漏れの危険もあるので、防水が問題にならない場所に限ります。

目地部分の傷みに関しては、ちょっとした傷みの場合はDIYで行なっても良いでしょう。
全体的に傷んでいる場合には、リフォームを依頼したほうが確実です。


カーペット
カーペットの場合は傷んだ部分だけを交換することは難しいので、全面を張り替えるリフォームを行ないます。
下地の傷みも確認し、傷んでいたら補修が必要になります。
全体的に傷んでいる場合は、リフォームを依頼したほうが確実です。


タイルカーペット・Pタイル・コルクタイル
タイル状の仕上材を敷き詰めた仕上の場合、傷んだ部分のみを取り替えることが基本です。
現在使用している仕上材と同じものが入手できれば、傷んだ部分のみの取替えでリフォームが済みます。
交換してしばらくは色合いや微妙な段差が出来る場合もありますが、次第に馴染んできます。

傷んだ部分が広範囲だったり床の下地が傷んでいる場合は、全面的なリフォームが必要です。

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住まいづくり研究室                            2012年9月18日更新
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