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電気設備部分のリフォームについては、故障した機器の交換とより消費電力の少ない機器に取り替えることがリフォームのポイントとなります。
また配電盤(ブレーカー)や配線材の劣化も、リフォームの原因となる場合があります。


配電盤と配線材 配電盤や配線材が劣化すると、頻繁にブレーカーが落ちたり電気代が急に上がったりします。
配電盤だけならリフォームは比較的簡単です。

しかし配線部分の劣化やショートについては、場所の確定が難しくなります。
原因場所が確定できない場合は、問題が有る系統全ての配線を交換するか、新たに配線を行い問題部分の系統の配線を使用しないようにする必要があります。
いずれにしても、専門家による工事が必要です。


コンセント関係 コンセント部分は、パネル部分が割れたりすることがあります。
表面のパネルだけなら、DIY店などに同じ形のプレートがあれば簡単に交換できます。
割れたパネルを外してDIY店に持っていきましょう。
(パネル下部にくぼみがあるので、そこにマイナスドライバーなどを差し込んでねじると外れます。この際、力を加えすぎてツメを割らないように注意しましょう。)

コンセント内部のトラブルの場合は、配線同様に専門家以外が手を触れてはいけません。
また線や金属部分に触れると感電する可能性があるので、DIYは慎重に行う必要があります。


キッチン関係 キッチン廻りでは、電気機器の修理とIHヒーターへの変更などがリフォームのポイントになるでしょう。
キッチン交換の際には、ほとんどのケースで電気配線も必要になります。
またIHヒーターに交換する場合200Vが必須だったり、200Vの方がヒーターの熱量が大きいので使い易くなります。
200V契約をしていない場合は、配電盤や配線を変更することも必要となります。

このような配線についても、専門家の工事範囲です。


インターホン関係 インターホンの場合、機器の故障により修理が必要な場合とテレビモニター付インターホンへの交換がリフォームのポイントです。

配線自体は比較的簡単なのでDIYで出来ないこともありませんが、修理や交換は専門業者に任せた方が無難です。
配線を間違えたりすると使用前に壊れてしまう可能性もありますから、自分で交換を行う場合は細心の注意が必要なのです。


換気関係 換気扇については取付や配線の問題もあるので、修理や交換は専門業者が行なうことになります。
汚れがたまると換気の効率が落ちたり故障の原因にもなりやすいので、換気扇を綺麗に掃除しておくことが長持ちさせるポイントといえます。
掃除の際には、力を入れすぎないことが大切です。
力を入れすぎると軸が曲がったりして、トラブルの原因となってしまいます。


照明関係 埋め込みタイプの照明と、市販品を取り付けている照明ではリフォームが異なります。

埋め込みタイプの照明の故障やリフォームは、専門業者に依頼する必要があります。
配線が直接照明機器につながれている上に天井の中に機器が入っているので、交換は専門業者でないと困難なのです。

市販品を取り付けている場合、同じように市販品を購入してくるか、部屋により適した照明器具に交換するかを判断する必要があります。
最近では照明の種類が増えて、部屋を演出する照明機器もたくさん製品化されている上に照明のコーディネートなども行われています。
リフォームを期に照明器具のコーディネートを依頼することも、住まいを快適にするには効果的なリフォームといえます。


空調関係 空調の場合、電気店で購入することも多くなります。
空調機器を選ぶポイントは、100Vの機器を使用するか200Vの機器を使用するか判断することです。

大きな部屋に取り付けるエアコンは、200Vの機器のほうが効率が高く消費電力を抑えられる場合もあります。
ただ現在100Vで契約している場合には、200Vへの変更と専用のコンセントの設置などのリフォームが必要となります。
また最新のエアコンは消費電力が少なくなっているので、同じ容量の新型に交換するリフォームだけで冷暖房費を減らすことが出来ます。

電気機器に関しては、比較的新しい機器を除いて、修理を行なうより交換になる場合がほとんどです。
最新の機器のほうが同じ能力や明るさでも消費電力が少なくなるケースが多いので、ランニングコスト(電気代)を考えても交換するほうが有利となるのです。
さらに機能や使いやすさの点でも、最新機器が有利なのです。

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住まいづくり研究室                            2012年9月18日更新
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