住宅コンサルタントとは
住宅コンサルタントは、住まいを建てたい建て主であるあなたと設計事務所(建築家が多い)の橋渡しをしてくれるところです。
たいていの場合は建て主であるあなたの要望を元に、各コンサルタント業者に登録してある建築家を数人紹介して、その中から一番最適なパートナーを選びます。
各コンサルタントの基準を満たした建築家を紹介してくれるので、失敗は少ない方法となります。
ここで選ぶ場合には、付き合う上でうまくやっていけそうな建築家を重点に選んだほうがいいでしょう。
好きなデザインなどの大まかな好みに関してはすでにコンサルタントの担当者に伝えているはずですから、コンサルタントが好みに合ったデザインをする建築家を選んで紹介しているはずです。
このときあなたの好みから外れている建築家を多く紹介された場合は、そのコンサルタントの能力を疑ってみる必要があります。
好みを理解できないか、登録している建築家が異常に少ないか、どちらかの原因が考えられます。
いずれにしてもそのような住宅コンサルタントには、信頼して任せることは出来そうにありません。
またコンサルタント料については、建築費や設計料とは別途に必要となります。
(料金を請求されない場合でも、設計料または工事費に上乗せされていることは確かです。)
建築家を選ぶ点では手間とリスクが少ない方法ですが、住宅コンサルタントにも得意なデザイン傾向が存在します。
その住宅コンサルタントが不得意とするデザインを希望する場合、逆に建築家が見つかりにくい場合もありえますので注意が必要なのです。
また最近住宅コンサルタントの数が増えてきて、運営組織が建設会社や設計事務所の別会社だったりする事もあります。
こうなると、普通の住宅コンサルタント程の自由度が無い場合やレベルの高い建築家がほとんどいない場合も多くなります。
登録されている建築家の会員数だけでなく、各建築家のレベルの高さを確認すること、これが住宅コンサルタントを選ぶポイントなのです。