木造住宅のつくり方 床部分
 
 
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木造住宅の床の作り方は、1階の場合は土台や大引に根太を載せ、合板を敷いて床仕上材を貼るのが一般的です。
2階床の場合、土台や大引きが胴差や床梁に変わり、その上は同じつくりとなります。

床構成1

ここで、フローリングの場合の合板は省略されることがありますが、省略すると床板が鳴りやすくなるので施工に注意する必要があります。
床仕上がタタミの場合、タタミ下の通気性を確保するために合板部分を荒床と呼ばれる単板を並べたものに変えることもあります。

土台の大きさは構造にもよりますが12cm角か10.5cm角が一般的です。
大引は9cm角が一般的で、大引同士の間隔は1m以下とします。
床梁同士の間隔は、最近では1m以下とする場合が多いのですが、2m以下とする場合もあります。

大引は束で支えますが、木束の場合は縦向きに木材を使う為に水分を吸いやすく、腐れ易いという欠点がありました。
ですから、最近では束には木製ではなく金属製の鋼製束を使用することが多くなりました。
プラスチック製の束もありますが、プラスチックは紫外線に弱いので鋼製束の方が安心です。

1階の根太は幅4.5cm、高さ4.5cmから6cmが一般的で、2階の根太は幅4.5cm、高さ6cm(床梁の間隔が1m以下の場合)が一般的です。
2階の根太は、昔は幅4.5cm、高さ10.5cmで床梁の間隔を2m以下としていましたが、根太と床梁に欠き込み加工をする必要があるので、最近ではあまり使われなくなりました。
お互いの材料を欠き込む為に床組部分の強度は高くなるのですが手間がかかります。
現在では、その代わりに合板を貼って強度を確保しているのです。

床部分の経年劣化に対する耐久性を考えると、合板部分の接着剤の強度がネックです。
しかし、床仕上材の耐久性まで考えるとリフォーム時に合板まで交換というのが現実的な対策になります。


この合板と根太を省略し、仕上材自体の強度で床を支える床構造もあります。

床構成2

大引や床梁の間隔は1m以下、仕上の床材は3cm程度以上とします。
昔の納屋の2階と同じような構造ですが、床板の厚みがより厚いことがポイントです。
厚みがないと床のたわみが大きくなり、安心して歩けないので厚みが必要なのです。

問題点は床面の剛性が骨組みに伝わりにくいことです。
土台や胴差上いっぱいまで床板を貼りつめ、出来るだけ骨組みとの一体化を図る事が大切です。


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