笠木緑化は、簡単な施工で屋上や壁面を緑化できる建材です。
メーカー(ABC商会)公表の特徴は
当社既製品笠木に対応した緑化補助システムです。
従来の一般的屋上・壁面緑化工法とは異なり、プランターをパラペット上部(屋上の防水立ち上がり部分)に笠木と共に配します。
屋上がいかなる利用状況であっても、笠木から伸びる自然な「緑の滝」が、外壁面へ伸びる「見せる緑化」を実現することができます。
笠木に緑化土壌用プランターを一体化しました。
プランターは頑丈な押出し型材のブラケットで、両サイドからホールドしつつボルト締めされています。
強風にさらされても飛散することはありません。
土壌厚70mmでの緑化を可能とし、水はけ・水もち・肥料もちにすぐれ、水に溶けない高性能軽量緑化土壌を準備しています。
直線部 73,700円/m〜、90°コーナー 150,500円/個所〜(土壌・植栽等別途) 。
以上が概要です。
笠木の部分を緑化することで、壁面などを緑化できるという手軽さが一番のポイントです。
緑を垂らせる面積は、本格的な壁面緑化に比べると制限されるものの、設置や手入れの手軽さを考えると有効な方法といえるでしょう。
コストが高めなのがマイナスポイントといえそうです。
実際に壁面緑化や屋上緑化を行なうよりはコストはかからないのですが、設置部分の面積が小さい割にはコストは高めといえます。
また、台風などで強風が吹くと、緑化部分が傷んでしまう可能性が高い点もマイナスポイントといえるでしょう。
再び緑が伸びるために時間がかかってしまうので、台風が頻繁に来る地域では緑の面積が少なくなるおそれがあるのです。
手入れの手間が少なく、手軽に設置できることが最大のメリットです。
植栽部分が少なく、手入れしやすい場所となるので、メンテナンスが簡単になります。
デメリットは、設置面積に対してコストが高いことです。
ですが、緑化できる面積からすれば、それほど高いコストとはいえないので、それほど大きな弱点とは言えないかもしれません。
また、強風で緑化部分が傷みやすいこともデメリットといえます。
緑が伸びるのには時間がかかるので、頻繁に台風が来るような地域では、壁面の緑化面積が少なくなってしまう可能性があるのです。
手軽さが最大の特徴といえる建材ですが、設置する地域を選ぶところが弱点といえるでしょう。
製品例:アルウィトラ モス