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熱処理木材

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熱処理木材は、薬剤を使用しない木材の耐久性向上の方法として注目されています。

木材を高温で熱処理すると木材の組織が変質し、寸法安定性と耐久性が大きく改善されます。
フィンランドで確立された、木材を熱処理するサーモウッド技術を国産材仕様として完成させました。
以上がメーカーが公表している特長の概要です。

寸法安定性と防腐性能の向上には、相当な効果があります。
防蟻性能に関しては、桧と杉の中間 つまりほとんど無処理材と同等ということです。
また、強度的にもほとんど無処理の木材と変わらないようです。


外壁や木製テラスなど、シロアリ被害が少ない場所であれば効果的な材料だと言えます。
室内では、未処理の木とは色が違ってくる上に 触れた時の感触なども違ってくるので、実物を確認した上で使用する必要があります。
内部では外部ほどの耐久性が必要がないので あえて内部で使用する必要はありません。

外部で使用することが基本になります。
処理された木材は色やつやなどが、未処理の無垢材とは異なります。
処理された木材、未処理の耐久性の高い木材、未処理の木材を塗装した材、の中から好みに合うものを選ぶべきといえるでしょう。

地面に近い場所に設置する場合には、シロアリ被害に注意が必要になります。
熱処理木材は防蟻剤などを吸収しにくくなる傾向があるので、シロアリ被害の危険が高い部分には、元々防蟻作用が高い木材を使用する必要があるでしょう。

外壁や木テラスの表面材など、目に付く 人が触れる外部の木仕上部分には有効な建材だといえます。
耐久性が高いので、木材保護塗装などのメンテナンスが あまり必要ないという点が大きなポイントになります。
逆にシロアリに対しては、元の木材の防蟻性能と同等以下ですから、多少の注意が必要になるでしょう。


製品例:コシイ・スーパーサーモ

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