第一面は表紙です。
地域によっては、この上に調査票と呼ばれる役所独自の書類などが添付されます。
また確認申請が通ると、この上に確認済証が付きます。
第一面には、確認を行った機関や建て主や設計者の名前が記載されます。
■申請を行なう確認機関(地方自治体や確認検査業務を行う会社)の名称が記載されています。
確認に際して不手際があった場合は、ここに記載されているところが責任を負うこととなります。
■申請者は建て主のあなたの名前です。
署名もしくは印鑑を捺印することで、本当に確認申請を行なうという意思を確認しています。
市販の印鑑でも良いので、本当の意味での本人確認にはなりませんが、住宅の場合はまず問題になることはないでしょう。
■設計者は、この確認申請を行なう建物を設計していることを明記します。
捺印または署名することで、設計行為に対する責任を負うことになります。
建物に違法行為があった場合に一番の責任を負う設計者を明記することで、建物の設計に関する責任者をはっきりさせる為に大切な項目です。
■その他、確認申請の受付や決裁など、確認機関が記載する欄があります。
建物の概要については、確認申請書の他の部分に記載されている内容なので、ここでは省略します。