天然繊維の断熱ボードは、高い遮音性能を持った分厚いボードである点が特徴で、遮音性能も備えています。
メーカー(NERC)公表の特徴は
エネルギーの節約は、経済的な理由からも、また自然保護のためにも大切な課題です。
建築バイオロジーに100%基づいた安全な建材で、熱伝導率の低さは、一連の断熱材の中でも際立っています。
画期的な技術革新により、類のない数多くの優位性を備えています。
セルロース断熱ボードは、オーストリア建築バイオロジー研究所によって、また木質繊維断熱ボードは、環境と健康にやさしく機能性に優れた建材を認証する機関であるネーチャープラスによって、その品質が保証されています。
断熱材に熱を蓄えることのできる性質を持たせ、さらにその密度を高めることが必要です。
最上階や屋根裏部屋の日射による過熱を防ぎ、夏期でも適度な涼しさを保つことができます。
従来のグラスウール/ロックウールなどに代表される一般的な断熱材と、木質繊維やセルロースを使用した断熱材を同じ厚さで比較すると、グラスウール/ロックウールには、夏期における室内の過熱を十分に防ぐことができないという弱点があります。
粘弾性があり生理学的にも建築物理的にも最適な特性を備えています。
セルロース製のボードタイプ断熱材としては唯一曲げることができ、また縫い目や継目もなく、規格外の断面にもぴったりと適合するため、施工場所を選びません。
優れた形状保持性を有していることから、木材の経年による変形にも順応し、時間が経過しても音漏れやヒートブリッジに繋がる隙間ができません。
高い防音性能を備えていることから、内装建設で騒音が気になる場所の施工に最適です。
例えば、外壁や内壁の間柱の間、天井の断熱、床と天井の間、仕切り、屋根、そして通気層のある外装などに適しています。
以上が概要です。
熱をある程度蓄えることの出来る断熱材として、画期的といえます。
断熱ボード自体は昔からある建材ですが、ボードの厚みと断熱性能の高さが大きく異なります。
断熱性能としては、一般的な断熱材と一長一短といえます。
熱を蓄える性能は、昼間の暑さに対しては有効ですが、夜の涼しさに対してはコンクリート構造と同様に逆効果なのです。
ポイントは遮音性能の高さで、金属外壁板や薄い屋根材で低下してしまった遮音性能以上に、遮音性能を向上することが出来ます。
床や天井面に使用して、上階の音を遮ることにも有効です。
特に、断熱性能の確保と同時に遮音性能が確保できるという点が最大の特徴といえるでしょう。
断熱性能と共に遮音性能を確保したい場合に、最大の効果を発揮します。
断熱材単体として考えるとコストが高いといえるのですが、遮音材を追加することを考えれば逆にローコストとなるのです。
特に建物全体を外部の騒音から守りたい場合に有効といえます。
外部に この断熱材を施工することで、遮音性能も確保できるので、残った開口部分に対策を行なうことで遮音性能の高い住まいとすることができます。
製品例:ホーマテルム