コルクフローリングは、コルクのクッション性があり滑りにくいという特長を活かしたフローリングです。
メーカー(AD WORLD)公表の特徴は
天然コルク突板とコルク緩衝層、コルクロック式HDF(高密度繊維板)、断熱コルクアンダーレイの積層で構成されるコルク仕上のフローリング材です。
スーパーセラミック塗装(Xtreme WRT仕上げ)により高い耐摩耗性能を実現しています。
セラミック化合物をベースにした環境にやさしい特殊セラミックの仕上げにより、基本的にはワックス掛け不用でメンテナンスが簡単です。
素足でも気持ちよく過ごせ、 一年中快適な温度を保つコルクは、人が触れても急速に体温を奪うことなく、温かみを感じさせます。
コルクの持つ内部構造の特徴により、音の伝達を弱め、より静かな環境を創り出します。
滑りに対する安全性や人が歩行したり立ち上がったりするときの足・関節・腰への負担軽減効果があります。
転倒時の衝撃吸収性も優れているので安心です。
以上が概要です。
コルク特有のクッション性があり滑りにくい というのが特徴です。
フローリング形状とした上で、釘・接着剤を使用しないサネ部分をはめこむだけの簡易施工の採用により工期短縮が可能というメリットがあります。
また、表面にコーティングしているので、耐久性が高まっている点もメリットといえます。
コスト的にも、合板を張ってコルクを貼るのと同等以下のコストに納まります。
デメリットは、多層構造なので表面のコルクが剥れる可能性があることでしょう。
ただ、コルクタイルの場合にも剥れやすさはあるので、同じコルクで比較すれば、剥れにくいともいえます。
フローリング形状としたことで、コルクの床を採用しやすくなったという点が最大のメリットといえそうです。
普通のフローリングと同等の耐久性もあるので、床の柔らかさ(つまり疲れにくさ)や滑りにくさが必要な洗面所や台所の床には有効な床材といえます。
デメリットは、表面のコルクが剥れやすい傾向があることでしょう。
フローリングの突き板同様に、板材に貼ってある薄い仕上材は剥れやすいのです。
キャスター付椅子など、表面仕上材に負担をかける物の使用を最小限に抑えることが、長持ちさせるコツといえます。
製品例:ヴィカンダース