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住宅設計中に部分詳細図・家具図を見る際に、確認しておきたいことや注意すべき点を紹介しましょう。

部分詳細は、工事の際に分かりにくい部分や複雑な部分等を詳しく記載した図面なので、専門的な部分と使う上で重要な寸法などの情報が含まれています。
各図面の一部に追加して記載されることも多い図面です。
専門的な部分はあまり気にせずに、使う上で大切な各部分の寸法や仕上の材料などをしっかり確認しましょう。

展開図等に必要な寸法や材料の記載がある場合には、部分詳細図はあまり詳しく見る必要はありません。
ただ防水の重ね方や材料の組み方など、難しい重要な部分を説明している図面ですから間違いが無いことも大切です。
そこで、設計者にしっかり説明してもらうことで設計者の間違いや勘違いをチェックする、という方法もあります。
防水に重要な部分では、材料が前後したりコーキング(防水の為に材料の隙間に詰める粘性のある材料)の位置が少しずれるだけでも、防水性能上の問題となる場合があります。


家具を詳しく描いた家具図については、中に収納する物の大きさや数を想像しながら、確認しましょう。
内部の棚板を調整できる場合は、奥行きや全体の大きさが中に入れる予定のものをきちんと収納できること確認します。
棚板が固定されている場合は、奥行きなどに加えて入れる物の高さと棚の高さがあっていることも確認しましょう。
少し寸法が違うだけでも無駄なスペースができたりするので、実際に収納する物の寸法を計ってチェックします。

このとき頻繁に取り出す必要があるものは、取り出す際に指が入るスペース等も考慮に入れます。
指が入らないと取り出しにくいので、使いにくい収納となってしまいます。
また各部分に使用する材料によって値段の差も大きいので、必要に応じてよりコストパフォーマンスが良い材料に変更することも必要となります。

詳細図は一見難しく見えますが、中には重要な材料や寸法などが描きこまれています。
専門用語の分からない部分にはあまりこだわらず、使用されている仕上げ材料や各部分の寸法、全体のデザインなど分かりやすい部分についてしっかりチェックすることが大切なのです。


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住まいづくり研究室                            2012年10月2日更新
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