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デザイナー住宅や建築家の家のようなデザイン面で特化した住宅は、新しさを感じる住まいとして脚光を浴びています。
自分が好きなデザインである場合には魅力のある住宅となります。
また新しい使い方や驚きのある空間である場合が多く、新しい住まい方を求める向きにも適しているといえるでしょう。
しかし、その新しさ故に使いにくい場合や、敷地に合わない部分がある場合も少なくないのです。


デザイナー住宅や建築家の家のように規格化された住宅は、建築家が敷地や家族に合わせて設計する住宅とはかなり異なります。
規格化されたデザイナー住宅や建築家の家などは、いくつかの住まいのパターンを想定して計画されます。
つまり現実の敷地や家族を想定していないので、敷地の周囲の風景に合わなかったり 住み手のこだわりに対する回答としての内容が不足したりします。

せっかくのピクチャーウインドウ(風景をみせる窓)が変な方向を向いていたり、デザインを優先した大きな開口を作っている為にちょっと窓を開けるのにも苦労したりすることもあります。
中途半端な段差があることで、パーティーなど人が集まった時には便利なのですが、通常使う際に邪魔になる事もあります。
デザインを重視する事と引き換えに、室内側からみると変な位置に窓が付いていたり、使いにくい空間や開口部分が生じることも少なくありません。

建築家に直接依頼する場合には、このような部分を確認しながら設計を勧めていくのですが、規格の住宅ではそのような部分を適切に説明し、納得できる変更を行なうことが難しいという点が問題となるのです。


また、キッチンやトイレなどの設備機器もデザインがいい製品は高額なので、トータルのコストが上昇してしまうこともあります。
予算に合わせてグレードを落としたら、機器に合わせた周囲の調整も必要となるのですが、その場合にも規格住宅では対応が中途半端になる可能性があります。

また規格にない部分を追加することが難しいことも、欠点といえるでしょう。
デザインを含めて規格化されているので、大きな変更が困難である場合も多いのです。


デザイナー住宅や建築家の家は、マンションや建売住宅に似た選び方となってしまいます。
形状の変更が難しいので、幾つかのプランの中から敷地や家族にあうタイプを選ぶ事になるのです。

モデルルームを見て選ぶ場合には住まいの全体を理解しやすいのですが、図面やCGなどでは分かりにくい部分も多くなります。
使いにくい部分や敷地に合わない部分が少ないことを確認した上で、自分好みのデザインの住宅を選ぶことがデザイナー住宅や建築家の家を選ぶ際の重要なポイントです。


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